Small Elf's Forest
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110 audience


どうせ夢を見てるなら
気持ち良く目覚めたい
揺れれば壊れるような
脆いものに
あえて触る必要もない
写真にだけ
綺麗に残ればいい
ハッピーエンドは
人それぞれだから
私はガラスの靴が
履けなくてもいい
ガラス一枚隔てた
ショーウインドーを
見ているだけで
楽しい気持ちに
なれるように
どんなに強い
風が吹いても
木の葉は足元で
くるくる回るだけだね
あんなに遠くまでは
届かない
それでも今
すごく幸せだから
もう少し
ショーウインドーを
眺めていたい
欲しくなる前に
帰るから
ゆゆ(・∀・)

109 blanket


冷たくなった
頬や手を
その暖かさで
癒すのは
やめようと思った
あいまいな
私の甘えが
あなたを傷つけるから
あなたが
私の全てを
包み込めるほど
いくつもいくつも
大人だから
少し時間が
欲しかったの
それは
私だけに与えられた
時間ではないけれど
私が
今あなたの立つ場所に
たどり着いたとき
あなたは
どこにいるのかな
ゆゆ(・∀・)

108 clouds


幸せだと
思えるのは
手に入れた
ときだけなんだと
届かないのなら
捨てた方がいいのだと
忘れたいと
想い続けた今までを
覆すように
パンパンに張っていた
風船の空気が
静かに少しずつ
小さな穴から
抜けるように
幸せな気持ちだよ
空気の抜けた風船は
落ちて
穴が空いてしまったから
もう膨らむこともない
けれど
新たに知った
形にならなくても
幸せなことはあるのだと
ゆゆ(・∀・)

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