重い話しです…。


「人は生まれた時から死に向かって生きている」とは 誰か哲学者の言葉。


今日 昼過ぎに 毎月ちびっこ達にあいに来てくれる叔母の 旦那様。ワタシからしたら 叔父です。


今日 終末期センターに入所しました。


そう、終末期とは もういつ 亡くなるかわからない。ただ 痛みを緩和するだけのところです。


今日 母と叔母の電話の会話の内容を聞いてられず一階の部屋で 掃除したりしてたら 涙が止まらず
嗚咽しながら 泣いてしまった。


叔父は 子供がいないのと、ワタシの母は 16から神戸北野で No.1ホステスで生きてきて 有名所のヤクザさんの愛人さんで 生きてきました。叔父も 違う組のヤクザさんだったので、母の事を実の妹以上に可愛がってくれ、そんな母の娘のワタシを幼い時から めちゃくちゃ可愛がってくれた。無口だけど 酒を飲むと機嫌良くなり いろいろ話ししてくれたり 三ノ宮で一番美味しい鰻を食べさせてくれたり ドラえもんの映画に連れて行ってくれたり……成人式には 最高の振り袖をかってくれて。

一度目の 結婚のときは、バージンロードを父親役で 歩いてくれた。


その後 叔父叔母夫妻がもめてしまい、叔父は 肝硬変を患い、叔母から 叔父には 接触しないでと言われたので 疎遠になってしまった。

今年 まー坊&レンジャーが七五三だったので 写真が出来上がり、お世話になってる叔母に 送ろうと 自分でアルバムにして、手紙を添えました。 叔母とは毎月会うけど 接触しないでと言われてから 会うことも電話もしてなかった叔父に 手紙を書こうかかなり悩みましたが、なんか感じるものがあったのか どうしても手紙を添えたくなり 真心込めて 手紙を書きました。

叔父は 嬉しかったらしく手紙も まー坊&レンジャーの写真も 何度も見ていたとの事。

今すぐ あいに行きたいと言ったところ、
骨と皮になってしまった姿を どうしても見られたくないらしく、本人の意思を尊重してほしいと。
昔は 何処へ行くにも バシッと決めて 出かけてた人だから そう思うのもしかたないのかな…。

けど 叔父に今すぐ会いたい。無理なら 死に目には何としても会いたい…。

恩返しをしたい…。

後悔したくない…。
一日も 長く生きて欲しい…。

そして 痛みで苦しむことなく 逝って欲しい…。

入所した事を 知って、強く生きよう、後悔しない生き方をしようと…。