夢を見ました。


あの日が来るなんて、
思ってもいなかったしばらく前から
なぁんとなく思っていました。


最近ハグしてないなぁ~
思いっきりハグしたいなぁ~って。


でも、もともとツンデレな娘。

しかも今や17歳の女子高生が、
母親とハグなんてしてくれないよな…。

でも、最近なんだか
無性に 愛おしくて、

どうしてもハグしたくて…。

これ以上大きくなったら、
ますますハグなんてしてくれなさそうで…。


冗談飛ばしながら
ハグしちゃうしかないかなぁ?



そんなことを、
なぜだか去年の秋頃から
たびたび思っていた私でした。



でも、
その想いは叶わぬうちに
娘は居なくなってしまいました。

そしてそれは
絶対に叶わぬ想いになってしまいました。




そうなってしまってからは

ますます

ますます

あぁ、ハグしたかったって、 

ずっと
ずっと思っていました。




そうしたら、昨日の夢で!!



それは、

娘がいつもの様に
学校へ行く支度をして、
そろそろ家を出ようかという
状態で…。


私は今だ!って思って、

「ハグしてもいい?」

って聞いたら


娘はわかっていた様に
微笑みながらうなずいて
だまってハグさせてくれました。



幸せな瞬間でした。




夢の中での私の意識は 
娘が普通に生活していた
あの頃の私でした。


だから
夢の中では、
叶わぬ想いが叶ったのではなく、
いつも思っていた事が果たせた~!
っという感じでした。


目が覚めて…


言い知れぬ虚脱感に襲われたのは
言うまでもなく。。



それでもやっぱり
嬉しかったです。


念願のハグでしたから。。



そして、

私にハグをせがまれる事を
わかっていたかの様な
娘のあの優しい笑顔とうなずきが
忘れられません。


思い出すと
胸がぎゅーっと
しめつけられます。



それでも、

それでも、



想いを叶えてくれてありがとう。