窓のそばに静謐な青さ、そこにはブルーデイジーがあった。

陽光が横顔を照らす、眩しくて瞬きをした。

 

そう言えば、ブルーデイジーを見て、繊細な青さに目細め、その青から外を眺めていたんだった。

 

「ブルーデイジーがなければ、今日わたしはいないでしょ?」なんて窓のそばに置かない理由はないと考えながら。