新年あけましておめでとうございます(激遅
何気に今年初ブログ。
筆不精は相変わらずですが、なんとなくお付き合いいただければ幸いです。
遅くなりましたが、TECALL第十二弾本公演「鬼腕の談 ~かいだん屋奇譚~」が閉幕となりまして。
書き下ろした楽曲について、つらつら書いてみようかな、と。
ちなみにジャケットはこちら。
『こがれた想い』が佐々木京子END、『過去 きょう これから』が古賀ENDの楽曲です。
さてさて、毎度毎度新しい事を求められ、挑戦させていただいておりますが。
今回はですな。
・オーケストラアレンジ
・台詞をしゃべる
・同じ曲に対し、エンディングに合わせて歌詞を変える
の3点が新しいかと。
●オーケストラアレンジ●
ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、コントラバス、ホルンにティンパニそしてシンバル。
なんちゃってオケにはなってると思いますが、初めてにしては上手くいったと思う。思いたい。いや、いったんだってば。
うたれんのごりさん(https://utaren.jimdofree.com/)にもアドバイスを頂いたりして。
彼、吹奏楽をやってたりしたこともあって、オケに親しんでいらっしゃるの。
ティンパニ入れるの楽しかったなぁ。適切に使えてないけど。
ただただ衝動の赴くままに。これもこれで一つのカタチです。
●台詞をしゃべる●
過去にいれたことはありますが、提供曲としては初。
僕も喋ってますw
役者さんにも何人かにお声を入れていただきました。ありがたい。
台詞のところは、イメージとしては「夢」の部分であって。
最後のピアノの一音で覚める、みたいなイメージ。
個人的にはすごく好き。アレンジして聴いて笑った。
「きたーーー!!!」ってなった。
好き。
●同じ曲に対し、エンディングに合わせて歌詞を変える●
歌詞。毎回ですが、まー悩む悩む。
クライマックスで流していただける分、下手はできないですし。
まぁ、いつだって下手はできないんですけどもw
今回は2つのエンディングがある、ということで、歌詞も二つ分書きました。
曲は同じだけども。いや、実はほんのちょっとだけ変えてたりしますw
佐々木京子さん。そして古賀君。
今の自分にできる、最大限で二人のことを考えました。
演出のAKRさんとも電話でやりとりしたり。
観劇しているとき、色んな場面で、その時に触れた感情が思い出されてグっときた。
古賀君が京子さんの手をつかむシーンなんて、自然と手に力が入った。
あそこの台詞は、曲の中にも入れて本当に良かった。
佐々木ENDの曲の入り方も本当に素敵でした。
僕が観た回では、最後の台詞が終わった後にDメロの盛り上がりの部分が流れて、音量も大きくなって。
あれは本当にずるい。自分で自分の曲にぐっとくるなんて。
自分大好きみたいでホント悔しかった。大好き。ちくせう。
あと、もう結構時間がたったので書いてもいいと思いますが、今回二つの歌詞を微妙にリンクさせてたりします。
タイトルも、もじりだったり。歌詞の中に名前を入れてみたり。
最後の終わり方を二人の今後がこうだったらいいなぁ、という希望にあわせて変えてみたり。
遊びもふんだんにやってみました。2つ書くとこういうこともできるのね。
楽しかった。しんどかったけど。
こう書くとドM認定されそうですけど。違いますよ、念のため。
二人が幸せでありますように。
描き下ろし曲以外にも、僕の曲がちらほらかかっててありがたかった。
お芝居が始まる前に劇場で流れてたBGMでは、第五弾本公演『TOY‘s BOX』 で転換曲に使ってもらった「Toy's box」
劇中に3度も使われた、第六弾本公演『かいだん屋』でテーマ曲に使ってもらった「奇妙な話」
描き下ろし楽曲は、劇中の他、終演後にも流れていました。
感謝がわき出ます。これと同じくらいの湧水がサハラ砂漠に突如現れたら最早超巨大湖になるんじゃないかと思うくらいに。
相変わらずわかりづらいたとえですこと。
でも本心です。
きっと次回も関われますように。
ありがとうございました。
そして、手に取ってくださった皆様、物語をご覧いただいた皆様。
このブログを呼んでくださった皆様に、最大限よりも更に上の感謝を。
ありがとうございました。