頭がぐるぐる
ふと感じながら歩く帰り道
当たり前にある建物、空気、そしてこの足
一歩一歩
歩くごとに何かふと夜空見上げちゃったり
別にロマンチストでもないけど、この人生ってのに息吐いて対話する時があってね
死んだらどこいくんだろうとか
死んだら自分の魂はどうなるんだろうとか
宗教によってそれぞれ答えはあるんだろうけど
誰も生きてる人でまだ経験してないわけだ
だからその妄想と一人で会話する
今年はまた大好きな人が一足早い天国に行った
悲しいとか辛いとかそんな言葉さえ出てこない
ただ呆然さ
目の前にいなくなった現実が受け入れられないんだから
言葉に出来ない。これがリアルな気持ち。
でも一つだけ信じてる事がある
それは体がなくても魂はこの世に存在してるという事
姿形は見えないけど
必ずや共に共存してるんだ
だからね。
姿形がある俺達が姿形のない人達の為にも
一生懸命に今を生きなければいけないんだ
だってそうだろ？
生きてて出来ない事はないんだから。
だってそうだろ？
そんな事を馬鹿正直に信じないとやりきれねんだから。
目には見えないところ
そう。この当たり前に毎度通るこの帰り道。
この瞬間を毎度頭の先から爪先まで全体で感じて生きてやる
いつも会う家族
いつも会うツレ
いつもする会話
いつも行くお店
いつも行くカラオケで歌う十八番
明日はもう会えないかもしれない
明日はもう出来ないかもしれない
そんな事を意識して接していければ、
今までのマンネリな自分とはまた違う見方で何かにtry出来るのかもな
何かに行き詰まる度に何度も貴方を思いださせてもらっていいかな？
その度にこの帰り道が新しく見えるんだ
歌ってる所はこれからも見てくれるんだろう？
貴方の大好きと言ってくれたあの歌
いつか俺がでっかくなって叫ぶ大舞台でさ
一緒に歌う。それが約束さ。
ほら。家着いたよ。
今日もありがとう。
ようさん。
またね。
大好きだよ。