コピーライティングを学ぶとは人間を学ぶ

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No.001 短期的満足を遅らせろ!
 
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マインドセットの源泉
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IMG_0709[1].JPG
 
 
おはようございます!
 
ビジネス、健康、人間関係…
 
そうしたあなたの人生を構成する
数々の要素の中で一番大切なものがあります。
 
 
それが
「短期的満足を遅らせ、長期的に考える」
ということです。
 
短期的に考え、満足するのではなく、
長期的な視点から物事を見る大切さが
このマインドセットです。
 
 
少し話が変わりますが、
脳科学の代表的な考え方の一つに
"人間には3つの脳がある"
というものがあります。
 
 
爬虫類脳、哺乳類脳、人間脳
と呼ばれる3つがあるんですね。
 
 
爬虫類脳は一番原始的なものです。
 
医学的には脳幹と呼ばれる部分ですが、
恐竜の時代からあった物で、基本的な
欲望・本能はここから出てきます。
 
例えば、
 
お腹がすいたからご飯を食べる
眠くなたから寝る
嫌な奴がいたから殺す
 
こういった考えはほとんど
爬虫類脳から発生しています。
 
 
次に爬虫類脳(脳幹)に覆いかぶさるように
できている脳が哺乳類脳です。
 
これは正式に大脳辺縁系と言います。
 
好き嫌いやつながり、仲間を求める感情
そういったものはここで生まれます。
 
記憶も多くが哺乳類脳に保存されるんですね。
 
ニワトリが散歩歩くと忘れるとよく言いますが、
ニワトリに哺乳類脳(大脳辺縁系)がないので
そもそも長期的な記憶ができないんです。
 
 
そして、地球上では僕たち人間だけが
持っているのが人間脳です。
 
大脳辺縁系のさらに外側にあって
大脳新皮質という名前が付いています。
 
計画、想像、論理、構築…
こうした難しいことはこの人間脳で行われています。
 
鳥の巣と人間の家を見比べると一目瞭然ですね。
 
計画を立て、
想像し、
論理に則り、
構築する。

 
鳥の巣にこのプロセスがあるとは思えません。
 
 
 
今日のマインドセットに戻りますが、
 
ここまで読んでもらうとわかる通り
爬虫類脳は短期的にしか考えられません。
 
逆に人間脳では長期的に考えることができます。
 
 
「食べる」ということを一つにしても、
 
爬虫類脳では
食べたい → 食べる
 
人間脳では
食べたい 
 ↓
健康への影響はどうか?
太ったりしないだろうか?
出費は大丈夫だろうか?
今日の晩御飯は何だろう?
昨日は何を食べたか?
...etc 
 ↓
食べる 
 
 
食べるという基本的な欲求に関しても
爬虫類脳の思考と人間脳の思考は
こんなにも違ってきます。
 
 
もしもあなたが今日一日、
爬虫類脳だけを使って過ごすとどうなるでしょうか?
 
そもそも布団から出ますか?
朝ごはんをしっかり調理して食べますか?
会社に間に合うように支度をしますか?
会社に利益が出るような仕事をしますか?
 
確実にしません。
 
 
リターンの高い行動は
爬虫類脳からは生まれないんです。

 
あなたが今後死ぬまでの数十年間、
(平均寿命は今も伸び続けていることを忘れないでください)
幸せに充実した人生を送りたいならば
爬虫類脳さんには黙ってもらって
人間脳さんに働いてもらう必要があります。
 
 
それを一言で表したのが
「短期的満足を遅らせろ!」
というマインドセットです。
 
短期的満足を我慢しろ!じゃありません。
爬虫類脳を破壊しろ!でもありません。
 
遅らせるんです。
 
 
「食べる」の例では爬虫類脳は
食べたいと思ってからすぐに食べましたが、
人間脳はいろいろと長期的に考えてから
結局食べました。 
 
我慢する必要もその欲求をなくす必要もありません。
 
ただ、遅らせて哺乳類脳の声を聞けばいいのです。
 
 
 
しかし、脳の中では爬虫類脳が一番の
古株ですので発言権が一番強いのも事実です。
 
人間脳が完全に死滅して
哺乳類脳が麻痺しても
爬虫類脳だけは活動します。
 
 
単純に意識するだけではなかなか
爬虫類脳に黙っていてもらうことはできません。
 
 
そこで、大切なことが二つあります。
 
「周囲の人間関係」
「習慣」

 
人間関係は言うまでもありません。
人間脳を活用するいい先生、友達に囲まれていれば
自然とあなたも長期的思考をしてしまいます。
 
習慣にしても同じです。
好い習慣をたくさん持っていれば
食べたい時に寝る、寝たい時に寝る、
といった短期的思考は減ってきます。
 
 
例えば僕は毎日何かしらの文章を
書くことを習慣としています。
 
どんなに忙しくても、疲れていても
何かしらの文章は必ず書きます。
 
文章を書くというのは人間脳でしかできません。
 
だから必然的に人間脳を使った
長期的思考ができるんです。
 
 
他にもいろいろな習慣があります。
 
本を読んだり、先生の音声を聞いたり…
 
そうした習慣を少しずつ増やしていくと
自然と人間脳が活発になってくるんですね。 
 
 
本や先生の音声、ビデオというのは
長期的思考によって作られたものなので
爬虫類脳が口を挟むすきがありません。
 
 
 
こうしたいい人間関係と習慣によって
短期的満足を遅らせ、長期的に考えましょう。
 
スナック菓子をお腹いっぱい食べても
30分後にはもう後悔しています。
 
短期的満足は絶対に長続きしません。
 
 
性の快楽は9秒間と言われていますが、
愛の快楽は永遠に続きます。

 
 
長期的満足を満たしていくことで
あなたの毎日はどんどん魅力的に
変わっていくでしょう。
 
 
では、今日のマインドセットは
「短期的満足を遅らせろ!」
でした。
 
 
ゆっくりでいいんです。
いきなり変わる必要は全くありません。
 
たまには爬虫類脳の声を聞いてあげて
短期的満足を満たしてもいいんです。
 
健康のために今日からベジタリアン!
って言っても意味がないんです。
(ベジタリアンが健康的かどうかは置いといて)
 
 
ただ昨日よりも今日、
人間脳に活躍してもらいましょう!
 
Yasui Yuya
 
 
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架空の小学四年生生に教わった問題解決テクニック
 
こんばんは!Yasuiです。
 
ここ数日ちょっといろんな問題が積み重なって
てんやわんやでした。
 
仕事関係の問題もあったんですけど
なぜかそういう時に限って
Wi-Fiがトラブるんですよね(笑)
 
 
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さて、今日はそんな問題解決についてです。
 
けっこう実用的なテクニックを紹介しますけど
実はこれ、架空の小学四年生に教えてもらいました。
 
 
架空の小学四年生ってなんぞや?
って思うと思いますが、
 
森見登美彦の「ペンギンハイウェイ」
という小説に出てくる主人公なんですね。
 
 
森見登美彦さんは大好きな小説家で
ほとんど読んだことがあるんですけど
中でもペンギンハイウェイはおススメです。
 
 
まあ内容は関係ないんで省きますね。
 
ぜひ読んでみてください。
 
 
いろんな問題が積み重なって
しかもタイミング悪くWi-Fiまで
切れてしまうという…
 
これじゃ誰かに相談したり調べるのもままなりません。
 
 
で、そんな時に思い出したのがペンギンハイウェイで
主人公の男の子が使っていた問題解決法です。
 
 
「あっ、あのテクニックが使えるんじゃ…」
ってひらめいたんです。
 
 
しかも架空とはいえ小学生が使っているテクニックです。
 
そんなにむつかしいものじゃありませんし
特別な道具が必要なわけでもありません。
 
 
ってことで試してみました。
 
 
すると思いのほか効果的だったんで
今回書こうと思ったんですね。
 
 
名付けて
 
「ペンギンハイウェイ式問題解決の三原則」
 
です。
 
名付けるほどでもありませんでした(笑)。
 
 
でも内容はすごいですよ。
 
 
 
まずは3原則
 
 
主人公の少年が大きな謎にぶつかった時
彼のノートに書いてあったのがこの原則です。
 
発案者は彼のお父さんらしいです。
 
 
□問題を分けて小さくする
□問題を見る角度を変える
□似ている問題を探す

 
 
これが問題解決の三原則です。
 
小学四年生が使っているだけあって
簡単な言葉で書かれていますよね。
 
 
でもこの三原則ってアイデア発掘法とか
思考法なんかの本を読むとたいてい
出てくる考え方なんですね。
 
 
「問題解決の7つのチェックリスト」とか
「オズボーンのチェックリスト」とか
 
人によっていろんな書き方をしてますけど
全部似たようなものです。
 
 
この三原則に一番大事なことがまとめられているんですね。
 
 
 
僕はいくつかの問題が重なっててんやわんやでしたが
一つ一つの問題は決して大きくないんです。
 
Wi-Fiなんて電源を入れ直して最新のソフトを
インストールしたら治るものなんです。
 
 
でもいろいろ重なって混乱してしまうんですね。
 
 
そこで
□問題を分けて小さくする
ことが大切になってきます。
 
 
一つ一つならちゃんと解決できる。
 
でもそれをさらに細かく分析するんです。
 
 
Wi-Fiのトラブルならぱ
「ネットにつながらない」
って大きな問題があります。
 
それを
「パソコン側の問題」
「ルーター側の問題」
の二つに分けて考えるんですね。
 
 
そしたら一発で解決です。
 
 
 
それから僕たちは問題についてその一面だけを
見て判断
していることがあります。
 
 
そこで
□問題を見る角度を変える
が使えるんですよ。
 
 
今回はクライアントさんと行き違いがあって
しばらく仕事がぜんぜん進まなかったんです。
 
で、それは僕からすれば相手が約束した資料を
送ってくれないから仕事が始まらないんですね。
 
 
でも相手からするとどうだろう?って考えました。
 
ひょっとしたら資料が届くまで
僕が何もできないことをわかって
いないのかもしれません。
 
どの資料を送ったらいいのかわからないのかもしれません。
 
 
クライアントによっては広告をコピーライターに
外注するって経験がない場合もあります。
 
そう考えると僕がしっかり連絡を
しないといけなかったんですね。
 
 
「いつになったら資料がとどくのかな~」
ってボケ~っとしてちゃいけません。
 
電話で言ったつもりでしたけど
ちゃんと文章にして詳しく書いて送りました。
 
 
この問題もこれで解決です。
 
 
 
で、今回クライアントさんから依頼された仕事は
僕がこれまでやったことのないものだったんです。
 
チラシとかセールスレターとかじゃなくて
小冊子に関する依頼だったんですね。
 
僕もノウハウが分かりません。
 
 
そこで
□似ている問題を探す
が役だったんです。
 
 
過去にも初めて受けるタイプの仕事を
受けたことが何度もありました。
 
専門はランディングページやセールスレター
のようなウェブのコピーライティングなんです。
 
だからチラシとかよくわかりませんでした。
 
でもチラシの仕事をしたことがあります。
 
 
で、初めてチラシの仕事をした時のことを
思い出してその時はどうやって解決したかな
って考えてみたんです。
 
 
すると簡単に解決です。
(詳しくは企業秘密(笑))
  
 
 
と、まあこんな感じにほかの問題も
「ペンギンハイウェイ式問題解決の三原則」で
瞬間解消しました。
 
すっきりです!
 
 
 
ペンギンハイウェイの主人公は
この三原則を使って見事謎を解きます。
 
小説としてすごく面白いので
ほんとにおすすめですよ。
 
 
実はこの三原則のほかにさらに
逆転の発想を加えた問題解決法

出てきたリ…
 
 
今回僕を助けてくれた
架空の小学生に教わった
三原則をぜひ使ってみてください!
 
 
これです!

  
□問題を分けて小さくする
□問題を見る角度を変える
□似ている問題を探す

 
 
ではまた!!
 
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『富を築き成功を手にする75の傑作』
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無病法~現代まで続く健康長寿テクニック~
 
 
いい本を見つけました!
 
3日目にAmazonで見つけて購入
今朝届いたんでさっそく読んでみました。
 
 
ルイジ・コルナロの
『無病法』
です。
 
 
本の表紙がすごくいいですよね。
 
 
IMG_0810[1].JPG
________________
  
無病法
極少食の威力
 
102歳を生きた偉大なルネサンス人
ルイジ・コルナロの食生活と教訓
 
食の多少は運命をも左右する!
16世紀のイタリアで自らの体験をもとに
食を節することの素晴らしさを説いた貴族の手記。
欧米各国で読み継がれてきた健康法の古典的名著、
待望の翻訳(解説付き)
 
________________
 
って書いてあります。
 
コピーライターとしても勉強になる表紙です。 
 
 
まあコピーの観点からこの表紙が
どれくらい素晴らしいのかはおいておきます。
 
 
16世紀のイタリア人で102歳まで生きた人の
健康法に関する本です。
 
16世紀のヨーロッパというと三十代後半で
老人の仲間入り、50歳でかなり長寿
って世の中です。

 
 
ルイジ・コルナロさんは当時の平均寿命の
倍以上も生きた人なんですね。
 
つまり書店に行けば大量に平積みされている
不健康そうな医者の本や、ダイエットで成功した
若い女の子の本とはわけが違います。
 
 
 
まあ読んだ感想としては
「目からウロコ」につきます。
 
僕も健康関係の本や商材はたくさん読みますし
生物学や栄養学の知識も持っているんですが
それでもビックリするような内容です。
 
内容が専門的だとか難解ってわけじゃありません。
 
500年も前に書かれた本だから
読みにくいことは覚悟していたんですが
さらっと一時間ほどで読めてしまいました。
 
 
この本はルイジ・コルナロさんの講話と
それに対する解説からできているんですが、
 
それぞれの講話はルイジ・コルナロさんが
83歳、86歳、91歳、95歳のころに書いたものです。
 
 
つまり若造が知識だけで語っているものじゃないんですね。
 
 
そして嬉しいことに講話には一つずつ解説が
付いているんですが、書いているのは
現代の日本人です。
 
500年も前に書かれた本を現代医学の知識と
日本人の文化、食生活に当てはめて
解説してくれているんですね。
 
 
ルイジ・コルナロさんは医者ではないので
講話の中ではどんなことを実践していたのかとか
それによってどうなったのかについて語っています。
 
でも解説ではアユルヴェーダ医学から漢方、
インド医学、ヒポクラテスの言葉など
本当にいろんな観点から解説
しているんですね。
 
 
いや、ほんと。
 
健康関係の本って当たりはずれが多くて
20冊読んで1冊いいのがあればラッキー
って感じなんです。
 
無病法は明らかにその1冊ですし、
これまで読んだ中でも相当上位です。
 
 
ヒポクラテスの
「病のときの食事は、病を養う」
という言葉
 
さすが、紀元前から医者の誓いとして
受け継がれているヒポクラテスの思想は
ものすごいですよね。
 
 
現代版『無病法』
https://goo.gl/AjhZoR

 
好い詩を見つけました♪
 
最後にびっくりさせられるので
最後まで読んでくださいね
 
___________________
 
私はいつもあなたのそばにいる
 
一番頼りになる助け手でもあれば、あなたが背負う最大の重荷でもある
 
私はあなたの命令次第で動く
 
あなたのすることを私に任せてくれれば
 
私は素早く正確に片づけてしまう
 
私の扱いは簡単
 
しっかり指示すれば、それでいい
 
どのようにしてほしいのかを明確に示してくれれば
 
少しの練習の後で自動的のそのことをこなす
 
私は全ての偉人の下僕であり
 
そして残念ながら、すべての失敗者の下僕でもある
 
偉大な人が偉大になったのは私のおかげ
 
失敗した人がしくじったのも私のせい
 
私は機械ではないが、機械のように正確に
 
そして知性あふれる人間のように賢く働く
 
利益になるように私を使うこともできれば
 
破綻をきたすように使うこともできる
 
私にとってはどちらでもよい
 
私を利用して訓練し、しっかりと指示してくれれば
 
世界をあなたの足元にとどけてあげよう
 
しかし、私を甘く見れば、あなたを滅ぼすだろう
 
私は誰であろうか?
 
私は習慣である
 
 
『習慣』
__________
_________
 
 
僕たちにはたくさんの習慣がありますよね。
 
朝起きて顔を洗うのも習慣。
左足から靴を履くのも習慣。
電車の中でスマホを見るのも習慣。
仕事のとき最初にコーヒーを飲むのも習慣。
 
毎日の生活で数えきれないくらいたくさんの
習慣にコントロールされています。
 
 
そのなかでどれが僕を助けてくれて、
どれが重荷になっているんだろう。
 
 ________________________
最強の習慣を手に入れる
https://www.naturalsuccess.jp/xfamilyoffice/#7dOeoC
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映画と二次創作の違いを楽しもう!
 
 
世の中には原作ファンとかいって
映画化されてもアニメ化されても絶対に
原作しか見ない人がいますが、
はっきり言ってもったいないですよね。
 
 
僕は映画を見ると立て続けに原作を読んだり
逆に小説を読んでから映画を見ることもあります。
 
小説も映画も両方が好きだというのもありますが
原作と二次創作での違いがおもしろいんですよね。
  
 
僕は本をよく読みますけど、映画化したとか
アニメ化したって聞くとすぐに見に行きます。
 
で、
「あのシーンはどう撮ったのかな?」
「あのセリフ、どんな風に言うんだろう?」
とかいろいろ考えます。
 
 
キャストが誰なのかも楽しみの一つですね。
 
見た後に
「あのシーンがカットされてる!!」
とがっかりすることもありますけどね。
 
 
 
この間、久しぶりに「容疑者Xの献身」を見ました。
 
ガリレオシリーズはドラマも映画も大好きなんですが、
「容疑Xの献身」はピカイチです。
 
 
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で、映画を見た後に、そういえば東野圭吾が
書いた原作は読んだことがないなと
思って小説を読んでみました。
 
 
けっこう細部の設定が違っているのがびっくりです。
 
人間関係や立場が微妙に違っていますし、
キャラクターの性格も若干違います。
 
 
でもこれくらいの違いはどんな創作物にも
ありますが、個人的な感想としては
「容疑者Xの献身」は映画の方が好きです。
 
 
この映画の中で一番好きなセリフが
福山雅治演じる湯川学の
 
「さっぱりわからん」
 

です。
 
 
ただこのセリフ原作には出てこないんですね。
 
ドラマや映画だけの演出のようです。
  
 
僕がガリレオシリーズから学んだ
大切なことがこのセリフにあります。
 
 
湯川学は物理学の天才で一流大学の教授ですが
なにか分からないことがあったらすぐに
 
「さっぱりわからない」
 
って言います。
 
 
いつもこのセリフを聞くたびに
「かっこいいな~」
と思ってました。
 
 
「さっぱりわからない」という言葉を
発するのはかなり勇気がいります。
 
さっぱりわからない、だけでなく、
「よくわかりません」とか
「どういう意味ですか」とか
「それについて詳しくありません」
というような言葉はなかなか言いにくい
ものです。
 
 
コピーライターとして広告に携わっていますが、
この間、チラシに関して相談に乗りました。
 
で、僕はチラシ専門じゃないんです。
チラシのコピーなんて書いたことはありませんし、
チラシを専門に勉強したこともありません。
 
 
そんな時にうそをついて
 
「ああーはい!チラシですね!分かりました!任せてください!!」
 
とか言ってしまうと後で大変なことになります。
 
 
チラシの相談を受けたときに
湯川学のセリフを思い出して
 
「チラシについては詳しくありません」
 
って相手にしっかり言いました。
 
 
もちろん、それで諦めるとか、
仕事を受けないとかではないです。
 
湯川学も「わっぱりわからん」って言った後
いろいろと思考を重ね、実験をして
最後には答えを導き出しますよね。
 
 
僕も湯川学を見習って
  
「チラシは専門じゃないので一から勉強します」
 
って言ってAmazonでチラシに関する本を
大量に買ったり、いろんな情報を集めたりしました。
 
 
それで結局、アドバイスを書いたレポートが
相手側に気に入ってもらました。
 
 
 
こんな風にガリレオシリーズには
大切なことをいっぱい学んだので
感謝しています。
 
 
 
原作ファンとか言って原作以外一切見ない
とか決めている人にはこうした学びもないんですよね。
 
 
原作を二次創作にする場合、
大勢の人が頭を捻らせます。
 
映画とかになると何百人って人が
小説をどのようにしたらいい映画になるか
真剣に考えているんです。
 
 
原作には原作の良さがあってそれは大切です。
 
でも、二次創作には大勢の人がかかわって
いろんな変更が加えられます。
 
 
そこにおもしろい学びがあるんですね。
 
 
なんで小説にはあったシーンが
映画ではなくなっているのか?
 
逆に映画にしかないシーンは何でできたのか?
 
 
そうした部分を「なんで?なんで?」って
考えていくと本当に面白いです。
 
(小説が二次創作、映画が原作というケースもあります)
 
 
 
ガリレオシリーズでは湯川学の
「さっぱりわからない」から仕事で
大切なことを学びました。
 
そしてそのセリフがない原作からも
いろんなことを学ぶことができました。
 
 
勉強とか、学びっていうと
分厚い本やセミナーなんかを
イメージすることが多いと思います。
 
でもアニメや映画からでも
大切なことってたくさん学べるんです。
 
 
「容疑者Xの献身」
 
おススメですよ。
 
ちょっと古い映画ですけど
まだ見てなかったら見てみてください!
 
最高のラブサスペンスです!
 
 
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『富を築き成功を手にする75の傑作』
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