今日の私の花言葉はガーベラ、常に前進だそうで。



ガーベラといえば、

中学生の頃頭の中に降って沸いた物語を

パソコンで小説に書き出したことがあった。


まだ15歳。世間のことも自分のことも

よくわからない子どもだったけど、

本を読むのが好きで、

塾にあった文庫本を片っ端から読み、

書店の本をジャケ買いするような

とにかく本の虫だった私は

この頭の中にある物語を

どうにか書かねばという強い衝動に駆られていた。

その中にガーベラが登場していたなあ。


人に依存することへの

執着

自己嫌悪

救いを求めるエゴのような

苦しい話だった。


ゴールまで辿り着かない

人生そのものがトンネルのようなもので

もがく中で自分なりの光と向き合っていく

若者たち。


応援するような気持ちでいつつも

残酷な背景も真っ向から向き合うのは作者で

落ちていかないよう希望を捨てずに

描き続けるのは体力がいった。

心身共に忙しい15歳には苦行だったなあ。


自分の感情と理性がうまくバランスが取れないと

危うげでいつも苦悩の色が差して

でも感情に任せて好き勝手するほど無碍にしないし

理性にあぐらをかいているかといえば

そんなこともない、内心苦しくてしょうがなくて


でもそんな情緒は、

生きてるからこそ。

あの子たちが生きていてよかったって

言える未来はどんなだろうかなあ。


未完成の小説はまだ眠っている。

裏庭に咲いたガーベラはまだ今も

自生しつづけているかな?


ガーベラ

 

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