私が子育て真っ最中の時
「お母さん自信を持って下さい、
しばらく様子を見ましょう」
と育児書にも書いてあったし、
教育相談でも言われたことがある。
しかし何にどう自信を持って、
様子を見たらよいのか
全くわからなかった。
実は私の息子は非行に走り、
何度も警察沙汰になった。
もちろんこれだけではない。
未成年でタバコを吸う、自転車を盗む
” そんなことくらい、たいしたことない ”
” 若気の至り ”
と思われるかもしれないが
特に”教育”という現場に立っている私にとって、
当時の私にはこの世の終わり的、重大ごとだった。
” 自分の子どもすらきっちりと育て上げれない人が、
よく、他人の子どもを教育する立場にいるものだ ”
と思われているようで、針のムシロだった。
また同学年のママ友に相談しても
「大丈夫、すぐよくなるよ」
と言われた。
「すぐっていつ?」
私は心の中で何度も繰り返していた。
そして何処で、誰に相談しても
「あなたの子育ては、間違っていないので自信を持って」
と言われ続けた。
間違っていない子育てなら、息子は非行に走るわけがない、
この子育てのどこに自信を持てっていうの?
間違ったからこうなったんじゃないの?
荒れ狂う息子を見、いつもそう感じては
『誰も私のことをわかってくれない』
と胸の内は張り裂けんばかりだった。
時は経ち、息子と良好な関係性を築けるようになるまで、
実に8年が過ぎた。
それほどの年月を模索し、ドロドロの気持ちの毎日を
過ごしていたことになる。
安易な
「自信や様子を見る」発言ではなく、
もしあの時、
「○○なところはママが改善してね。
でも○○なところはママが自信を持って良いところだよ」
「○○なところは遠巻きに様子を見たほうがよいかもね」
でも「○○なところはしっかり向き合おう」などと
助言をしてくれる人がいたら、私はこの膨大な時間を
苦痛や不安と闘わなくても良かったのではと思ってしまう。
今、若いママと接する機会が多い。
もちろん、自信満々に子育てしている人なんて
ひとりもいない。
いつも子どもを抱え、これで良いの?
私は間違っていない?
と自問自答している人が大半だ。
そしてうまくいかないから、悩み落ち込んでしまう。
私はそんな悩んでいるママには
「○○の時はどうしてる?
私の考えだけど、○○のように思うけど」と助言している。
もちろん、私の考えがすべてではなく
方法論のひとつだと思ってもらいたいから。
だから決して安易に
『自信を持って』や、
『様子を見ましょう』とは言わない。
私のように泥沼化する前に、抜け出し
楽しい子育て期間を過ごせるように
自分の失敗談を大いに話している。
もし今、どうした良いのかわからないと悩んでいるママ
解決策は必ずあります。
ぜひライン登録からメッセージを下さい!
必ず寄り添います。
この記事を書いた人
ゆきねえ塾長
- 特別支援学校の非常勤講師として、10年以上障害児教育に携わる
- 関わった障害児は延べ1000人
- 発達障害児が生き生き過ごす、才能を開花させる「ゆきねえ塾」を運営
- ゆきねえ塾のプログラム詳細はこちら
- 大阪で発達障害児のピアノ教室を30年運営
- ピアノ教室の詳細はこちら
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