先日ふと小学生の頃、折原みと先生の小説にハマっていたことを思い出しました。
講談社X文庫ティーンズハートかで刊行されていたピンクの背表紙の少女小説。
当時めちゃくちゃ流行っていて、友達同士で貸し借りしてたな~。
私は折原みと先生が一番好きで、その中でも特に好きだったのが
「アナトゥール星伝」!!
ど~しても久々に読みたくなって調べたところ、市内の図書館で読めると判明。
早速昨日読みに行ってきました。
30年以上前のものだし覚悟はしていたけど、本の紙が変色して真っ黄色でした(笑)
昨日は
「金の砂漠王(バーディア)」「銀の星姫(メシナ)上・下巻」 の3冊を読破しました。
当時読んでいた時は、普通の女子高生である主人公とイケメン王子様の恋愛ストーリー・
異世界での冒険ストーリーにワクワクドキドキしていたんだけど・・・
今の私にとって一番心に残ったのは、主人公の心情の変化と人間的に成長していく姿でした。
壁にぶち当たって、悩んで、決意して、行動する・・・
ボーっとただ毎日を生きていくこともできるけど、
私も主人公のユナのように自分のできることを探して成長して生きていきたいな。
そんなことをじんわりと思えた作品でした。
他にも、ユナと王子の関係・・・あれはまさにツインレイだよな~とか、
やっぱり砂漠とか不思議な力に導かれて・・・とか好きだったんだな~とか、
答え合わせ的な発見もあったりして、本当にいい時間を過ごせました。
また時間を見つけて他のシリーズも読みたいな~