春は梅の梢にありて雪を帯びて寒し

今のこの季節のような如浄禅師の句ですね

 

伯母の入所している施設の階は今、面会ができない状態が続いていますが、伯母は元気にしていて、ご飯も食べています

インフルのワクチンもうっていたので、そういう効果もあるのかな

高齢者はどこまでワクチンをうてばいいのかな

在宅の時には、コロナとインフルはずっとワクチンを打っていたような

コロナは過去6回ほどうっているような

インフルは毎年うっているような

 

私は、ここ何年間か、自分が罹って伯母にうつしては大変だから、普段からいつでもマスクをかかせないのが普通になっているなあと思いつつ

 

春在梅梢帯雪寒

まだまだ雪を帯びて寒いけれど、春は梅梢にきているよと、思いつつ

 

数年前に介護保険のことを知り、二年前に伯母が救急車で運ばれて、病院に入院して今後のことを病院の相談員さんにいろいろ教えていただいた時に、初めて施設の知識を得てから、いろいろあったなあと感慨深く思う今日この頃です

 

老健(介護老人保健施設)と、特養(特別養護老人ホーム)の二種類があることを知った

老健は、リハビリを主に見ていただいて、原則としては3か月以内、入居の待ち人数が少ないので入りやすい

特養は、要介護3以上で、生活全般を見ていただけるけれど、入居の待ち人数が多い(1年から数年と最初言われた)

 

相談の結果、老健に入居して、リハビリを頑張りましょう、その後のことは回復を見て考えましょうということに決まって、結果的に8ヶ月ほど、老健にお世話になった

 

夏ぐらいから、特養を本格的に調べだした

ネットでも調べられるけれど、電話してアポを取って資料を貰って話を聞きに行ったのは、8か所ぐらいあったかな

申し込みは二か所、数か月から1年かかるかもしれないから、他にも申し込みをしてくださいと言われたけれど、要介護4だったからか、100歳近いからか、半年少しの待ちで入居出来た

 

特養について

まだ関東に住んでいたので、関西関東と、相変わらず行ったり来たりの生活の中で、道に迷いながら随分ウロウロした

ユニット型(個室)、従来型(多床室又は個室)

料金・・・主に一日の部屋代だけでユニット型は2千円代が多かったし、全体として、ひと月の料金もかなりの差があった。一日の食費の差もいろいろだった

外出が可能か(その頃、万博やお花見に行きたいという希望があった)、面会は可能か(老健はその頃コロナの影響か月に2回、1回15分親族のみだったし、外出はできなかった)、面会頻度はどの位か

部屋の様子や、施設の雰囲気など

豪華な特養もあったし、古くからの家庭的なところもあった

夜間のスタッフの人数や、看護師さんとか、緊急時に受け入れてくれる病院とか、リハビリが可能かとか

出来れば、半径5キロ圏内であればと思っていた

待ち人数も、数十人から100人以上のところもあった

場所によるのか、料金によるのか(ユニット型は高い)

 

(今は新しく建つ特養はユニット型が多いそうだけれど、みんながみんな、年金内で収まるとは到底思えない。ユニット型が従来型よりいいとも思えない。そして数十年後に自分が特養にもし入ることがあれば、私の場合は、あの値段は絶対ムリ。だから、従来型の多床室が残っていてほしいと思う)

 

伯母の希望は、個室は絶対条件で、万博と花見へ行くこと、好きな時に喫茶店でコーヒーを飲むこと、リハビリは個人で時間を取って受けたいと言うことだった

今、入居できた特養は、個室だし、万博と花見に行けたし、喫茶店にも行けるし、リハビリはイケメンの先生が週に3回来てくれて、伯母は楽しみにしている

 

そして、今後、もし入院ということがあれば、3か月以内だと、部屋はそのまま置いておくことができるらしい

でも、もし入院が3か月を超えると、退所になるということだった

退所になった場合、今は要介護4だけれど、さらに介護度が上がる可能性もあるし、医療的処置も必要になるかもしれない

それで、調べてみたら、介護療養型医療施設に代わって、介護医療院が大阪には5施設あるらしい

でも、遠い

遠いけれど、特養探しで大変だったことを考えると、頭の片隅に留めておいた方が良いのかもしれない

 

100歳近いけれど、今は穏やかに順調に過ごせているので、このまま精神的にも身体的にもいらない悩みや刺激なく、リズムを崩さず、穏やかにゆったりした時間の中で毎日を過ごしてほしい

 

週に3回は面会に行くようにしているのですが、今は、風邪の季節なのでいろいろあり、館内への面会自粛になっています

 

 

 

 

今年は、みんな元気で、いい年でありますように

 

日出乾坤輝 雲収山岳青

 

年末になり、伯母姉妹たちの先祖代々や伯父のお墓参りに行ってきました

お墓の掃除やお花やお線香など、一人静かな中でいろいろなことを思い出しつつ。

落ち着いた笑顔の伯父のこと、優しくていろいろ教えてくれた祖母のこと、微かな思い出の中の祖父のこと

伯母たちは4人姉妹ですが、祖母の前に、私の実母も含めて次々と亡くなっていて子どもたちが先に亡くなるのは悲しかっただろうなとか、長女である伯母が100歳近くまで元気なことは嬉しいだろうなとか、私を含め孫たち3人も元気だし、ひ孫たちも沢山いて元気だし、今回はひ孫の子,玄孫も生まれているよとか、いろいろ伝えて喜んでくれているかなとか思いつつ

でも考えてみれば、思い出の中の祖母や伯父は、今の私の年齢より若い頃で、なんだか不思議な気がしました

伯母に、そういうことを伝えていると、懐かしそうに、歩けるようになれば行きたいけれどと言っていました

今年も来年も、歩くことを目標にリハビリを頑張っていて、少しずつですが、可動域や筋肉も付いてきているようで、伯母の努力とリハビリの先生たちのすごさに、感心します

 

今は寒い時期だけれど、施設の中はとても暖かで、伯母は、機械式入浴になるけれど、お風呂にゆっくりつかれるのが楽しみで、お風呂の日にはカレンダーに〇を付けています

今年の目標は、伯母の体調や気持ちや生活の質を良好な状態に保つこと

やりたいことの希望を把握し、適切な時期に実行すること

 

などをメインに考えてきた

 

2年前に体調を崩して倒れて救急車で運ばれて入院した時は、その前兆として、家の中でコケていたことがあった

毎日電話をかけて確認しても、食べてるよという返事が多かったけれど、配達されてきたお弁当を食べていない時もあった

 

今は特養で、毎日の食事が美味しいと言い、お風呂も週2回、リハビリは週3回、週に一度はお医者様の巡回もあるし、看護婦さんもいらっしゃって、スタッフの方たちがよく見てくださっていて本当にありがたい

伯母は、喫茶店のホールクロックを眺めながら、コーヒーを飲むのが楽しみで、一番美味しいコーヒーは、亡くなった伯父さんが淹れてくれたコーヒーだけれどと言いながら、朝によく連れて行ってもらっている

以前は同じ階の入所者さんとの会話を心配していたけれど、施設の人の話では、それなりによく話をしているそうで、ちょっと安心した

穏やかな方たちに囲まれていてありがたい

基本、穏やかで、ゆったりした環境の中で暮らせていて、私を含め他の面会に来る方たちは、あまり他の入居者さんを刺激するような大きな声でなく、ゆったりした雰囲気を保てるような会話に気を付けている

 

今年は、持っていった阪神のユニフォームや帽子、藤川監督の団扇や応援バッドなどで、テレビの前で一生懸命、阪神の応援をしていた

優勝した翌日に、新聞や号外を持っていくと、スタッフの人たちから、いっぱいおめでとうおめでとうと声をかけてもらったようで、とても喜んでいた

日本シリーズは、ソフトバンクに負けたので、ちょっと残念がっていて、パリーグは強いとか、監督はまだ1年目だからとか言ってた

テレビで優勝パレードが放送された時は、ちょうど藤川監督が映った時に、テレビの前で写真を撮ってもらって、お部屋に飾っています

 

来年も、このままの状態を保てるように、施設の方たちに感謝しつつ、穏やかに過ごせていければと思っています

4月

中之島公園へ伯母たちが植えた桜を車椅子を押しながら見に行きました

伯母が植樹した桜の木には名前のプレートが付いている、有名な建築家の植えた木の隣というので、下調べで何回か行って捜したのですが、その建築家の名前はあったのですが、なかなか伯母たちの名前のプレートが見つからなかった

桜の満開の時期に、本番で連れていく時に、ちょっと残念がるかなと思ったけれど、場所の記憶ははっきりしていて、前に〇〇さんと一緒に来たことがあるのと懐かしそうに話していて、では、来年も来ようねというととても喜んでいました

桜が綺麗だった

その後、レストランでお昼を食べて、中之島美術館で、上村松園の絵画をゆっくり鑑賞しました

うなじや指の柔らかさが好きだと言っていました

 

6月

楽しみにしていた万博へ行きました

パビリオンの7日前予約も取れて、3日前予約は深夜に2時間かかってとれて、良かったぁと思ったら、なんと当日雨だった

雨なら車椅子は無理だろうということで、その日は、家で一日ゆっくりしました。

そして、別日に予約したら、パビリオンの予約が全く取れなかった。ま、大屋根リングだけでも登ればいいかと晴れた日に行きました。55年前の万博では、お茶をたてたりのお手伝いをしたと懐かしそうに話していたので、万博でどこかないかと事前に探していると、偶然その時に催しがあり、お菓子とお抹茶を頂いて喜んでいました。

その後、英国館やトルクメニスタン、ルーマニア館でピアノを聴いたり、大屋根リングの上に登ったり、コモンズと色々見て回りました。まだいい気候の時期でした。万博に来れてすごく喜んでいました

 

施設からは、鶴見緑地公園の咲くやこの花館にも連れて行っていただいた

施設のHPに笑顔の写真があります

施設からは、さくらの花見にも連れて行っていただきました

施設の秋まつりやイベントごとが沢山あるのがありがたいです

 

イオンタウンで赤い服を一緒に捜していたのもこの頃かな

 

大阪城にも行きました

中には入らず、大阪城の前までですが、また大阪城の天守閣を見て喜んでいました

 

車椅子の伯母を連れていく時には、段差があるか、車椅子で電車に乗れるか、多機能トイレはどこにあるか、エレベーターはどこにあるか、レストランには車いすで入れるか、などの下調べが必要ですが、昔と比べて今は、車椅子に優しい社会になっているので、とてもありがたかったです

 

8月には、再度万博へ行きました

日本館とアメリカ館へ行きたいという希望で、日本館の予約がなかなか取れず、第五希望だったか、全部、日本館希望としたけれど外れた時もありましたが、やっと予約できました

アメリカ館は優先列であまり待たずには入れて、三井住友館は車いす対応があったので、良かったです

暑かったけれど、伯母は二度目の万博を喜んでいました

ただ、日本館は思っていたのと違ったようで、日本館らしくないと、多分以前の万博のイメージで、日本らしさを全面的に押し出している日本館を想像していたらしい

 

10月に、芝生の上に座って、チョコレートケーキを食べたいという希望があり、グラングリーンに行きました

大阪の貨物置場跡が、綺麗な芝生公園になっていたので、とても驚いていました

グラングリーンの坂の上に、敷物を敷いて、チョコレートケーキとロイヤルミルクティーを飲み、ゆっくりと過ごしました

芝生で、子どもたちがはしゃいでいたり、本を読んでいる人がいたり、おしゃべりをしている人がいたり、小さい子を連れた家族がお昼を食べていたり、そういうほのぼのとした景色をただ眺めているのがとても楽しそうでした

私たち兄弟が子どもの頃のことや、私の母(妹)の思い出を話していました

伯母の10代の頃は戦争だったけれど、その後の平和のありがたさのことも話していました

グラングリーンへは次は日傘を持ってまた行きたいそうです

暖かくなったら又行こうねと話しています

 

 

伯母が、祖母や祖父や、私たちの母の話を懐かしそうに話してくれるのが、私にはとても嬉しい

私たちの母は、私が3歳の時に亡くなっているので、記憶がほとんどないので、もし母が生きていたら、こういう感じだったのかな、と時々思ったりします

 

伯母は今は、週に三回のリハビリを頑張っています。先生からは〇を二つ貰ったと嬉しそうに話してくれます

朝と夕方に、自主的に、運動しているとのことで、マットと、椅子に座ってできる体操の本を持っていくと、これを今していると話してくれます

 

伯母が倒れる前、倒れてから、いろいろあったけれど、今が一番安定している気がしています。施設の方や病院の方、いろいろ煩雑で時間のかかる手続きを地道に頑張ってくれた方たち、そばで方向性を同じくして一緒に見守ってくれた方、そういう方たちのおかげで体調も精神的にも落ち着いている気がします。

最近は、とても前向きに物事を考えています。

 

本人の体力気力が充実して穏やかな生活が送れるのも、みんなの方向性が一致していたからだと思っています。

自転車で40分かかるところへ行って、万博のパンフレットを貰ってきて、伯母に渡してきました

できるだけ希望することは叶えてあげたい。万博へ行くことは今、大きな目標で楽しみです

 

それにしても、万博のチケット購入は難しい。

登録はしているけれど、まだ日にちも決まっていないし、というか、兄や弟の行ける日にちを決めても、雨なら車椅子だから無理だろうし。

パビリオンの予約もギリギリの方が良いのかとか。車椅子の動線も考えなければならないし。

とりあえず、行きたいパビリオンを考えてもらって、それからの話になるような。

できれば、人気に火がつく前に4月ごろには行きたいと思っています。他の万博の時もそうですが、始まってから盛り上がるというか。混まないだろうと予想されたところも、たどり着くまでの交通機関がそもそも激込みになっていたし。今回も、始まって少し経つと、ものすごく人気になって混むのではないかと、だから、できれば4月の間に車椅子を押して、伯母を連れていきたいなと思っています。

 

足の指の痛みの件で、来週、大きな病院に連れていくことになりました

近くの皮膚科では、麻酔薬が不足しているらしい。麻酔薬供給不足は全国的なものなのか。なぜなんでしょう。

 

 

黄鶯睍睆 (うぐいすなく)の候ですね

 

『千里鶯啼いて 緑紅に映ず』です

ホーホケキョと鳴くのは4月ごろの公園の林でよく聞くけれど、今の時期はまだ、ケキョエキョチチチと鳴いている気がする

練習して暖かくなると、上手に鳴くようになるのかな

カモに交じって、オオバンを見かけたり、少しずつ鳥の世界も活発になっているのが春が近い気がします

 

伯母の足の指の痛みがまだ続いているので、再度、病院に連れて行きました

このまま薬で治すとのこと

少しは治ってきているのでしょう

でも、痛みがあると、夜なかなか眠れていないような

昼間にでも、お昼寝できる時に、しっかり寝ていてねと伝えています

今は静かな個室なので、ゆっくりしていてほしいものです

 

インフルも収束して、面会ができるようになりました。良かったです

 

 

施設内で発生しているインフルエンザの影響で面会ができない状態が続いています。

それで、家族のいる所へ新幹線で一旦帰ることにしました。

 

伯母は、こだわりがあるので、歯磨き粉や整髪剤や化粧水、本やノート、タイツ靴下等は、私が買って届けるという形をずっと続けていますが、この施設は、日常品で必要なものは希望を聞いて買ってきてくれて、後で請求ということもできます。

だから、少し離れていても大丈夫、施設にも確認して今のところ特別なにかあるわけではなさそうな。

面会できない期間を利用して、家族の元に帰って家の掃除をしたり、いろいろ用事を片付けて、ほっとした頃、施設から電話がありました。

足の親指が痛いそうな。病院に連れて行ってもらうので、いつ頃来れますかとのこと

来週の予定をすべてキャンセルして大急ぎでこちらに戻ってきました。

 

そして今日の朝、車椅子を押して病院に連れて行き、飲み薬と塗り薬を貰ってきました

これで、痛みが引くことを祈りつつ

 

立春の初候 東風解凍(はるかぜこおりをとく) 

まだまだ東風が吹く気配はありませんが、暖かくなれば、身体の痛みも少しは和らぐようなと思います。