peachは、2020年12月より中部国際空港(セントレア)から2路線を就航させると発表しました。

 

いよいよpeachが名古屋に参入です!

 

 

 

最近peachの話題が多いですが、それはただこのコロナ禍であってもpeachが嬉しい話題を連発してくれてるからです。

 

今後数年の国際線需要を考えると、日本国内路線を充実させる方にシフトしたというのは妥当な判断です。

 

とりあえずpeachは第一ターミナルを利用して利便性を図るということで

 

これはANAの欠航便が多い中で第一ターミナルでも十分に空きがあるということなのでしょう。

 

 

 

セントレアのLCCというと、どうしてもAIRASIAの撤退が頭をよぎりますが、

 

LCCにとって名古屋という場所はどうしても苦戦を強いられる環境下にあると言えます。

 

 

ANA・JALもセントレア線に使われる機材は小型機。ボンバルディアかよくても737で、767や777などといった大型機は基本的に使用されません。

 

LCCは元々需要のあるところ もしくは 全くの新規観光開発か のどちらかが路線就航の中で定番です。

 

全国的にも中心部に位置する名古屋はANAやJALでも1万円以下で購入できる航空路線も多く、

例えば東京ー九州のように、片道2万円前後かかってしまい、かつ航空需要が一定ある就航地は名古屋にとって少ないのが現状です。

 

人口も関東・関西に比べ東海地方は決して多いと言えず、東海地方でも三重県の方などは関空や伊丹も選択肢に入ってきますから、中部空港の集客はそこまで多くないというのもあります。

 

 

結果として、需要もボンバルディアの座席程度と考えると、LCCでおなじみA320の180席は需要過多なのではないか?と言わざるを得ないのです。

 

 

そのような中でpeachがどのような戦略で路線を維持していくのかが注目されます。