8/21-7時20分記

 

無料で行われる地盤調査とは1㎡くらいの機械で土地に穴をあけその地盤の強度などを図るらしい。

 

現在その土地は直子の両親が姉の居住区以外は畑として使用しており再度両親に許可をとる必要があった。

所有者の母親がつかまらず、父親に直子が連絡した。

もっとスムーズに許可が下りると思っていたが以外に色々言われたようだったがなんとか許可が下りたらしい。

 

翌日直子が仕事から帰る途中にメッセージが届き「母は違う考えがあるようだ。帰ったら母と話す」というものだった。

意味がよくわからなかったが任せるしかないのでお願いした。

 

電話の後直子は「ダメだって」といった。

「え?なんで?」あまりにびっくりして聞き返すと理由を教えてくれたがこれが騒動の一番の引き金となった。

 

「あなたたちは夫婦関係が未熟、離婚するかもしれない」

「ゆうすけ君(私)がその母親とコミュニケーションをとっていないのが問題」

「そもそもまだ畑をやっていたいから無理」

 

とのことだった。

 

まず私はトラウマである「母との関係」を何も知らないような人に言われたことに対し激高した。

私の母親と直子の母親は直接連絡をとったりもしていて連絡をくれないとよく話すことで知ったそうだ。

まず母に連絡した。ふざけるんじゃないいつまで呪いをかけるんだと電話してこんな事態になっているといった後電話を切った。

 

次に「夫婦関係が未熟。離婚するかもしれない」に激高した。

直子がたまに一人で実家に行く際に私の愚痴を言うらしくそういったことが積み重なったのではないかと直子は言った。

そんなことはないと言ってくれたそうだが私の悪口を直子自身も言っていたと知りひどく裏切られた気持ちになり私は直子をののしった。

 

最低の家族だ。反吐が出る

 

私は直子と結婚したときはアルバイトだった。

足が悪いことに不安が常にあり正社員として日数を働くことはできないと思っていた。

直子の両親はそのことには特に触れず反対も表面上はされなかった。

一人ならまだしも結婚したなら無理してでもお金を稼がなければならないと誓い資格をとってアルバイト先をやめた。

転職しその後正社員となり今は何とか頑張りが認められてテレワークができるような部署につけ足の心配が少なくなってきたところまでこぎつけたところだった。

この結婚生活を維持できるよう精一杯やったつもりだった。

それがまさかそんな言われ方をするとは思ってもみなかった。

 

今この状況になってみれば私が発言したことはモラハラに当たるのだと思う。

本当に言い過ぎてしまった。

その時はどうしても怒りがこみ上げてとめられなかった。

なぜ親に言われたことにもっと反発してくれないのか。ダメだってと言って話を終えることはそれを受け入れたのかと思った。

 

結局最後「畑をもっとやっていたい」という話が合ったがそれであればそもそも最初から言えよと言った。

いったいこの時間は何だったのかと。

 

この怒りは次の日になっても収まらなかった。