以前からよくある話なのですが、
・将棋道場は敷居が高くてなかなか行けない
・将棋道場は怖い雰囲気がある
というイメージが今でも根強く残っているようです。
甥が千駄ヶ谷にある「将棋会館道場」に興味を示しているようですが、やはり上記のような理由なのか、
「お兄ちゃんとなら行く」
と言っていました
そこで実際はどうなのか、経験談を兼ねてお話しします。
結論から言うと
土日なら誰でも歓迎されるケースがほとんど
というのが僕の本音です。
今は将棋人口が減っていることもあり、どこも新しい人が来てくれることを心から望んでいます。
今は禁煙や賭け将棋禁止など、悪い空気を減らす工夫もされており、以前に比べるとだいぶ敷居は下がっているのではないでしょうか。
初心者だと嫌がられるのではないか…
という声もありますが、これも大丈夫。
例えば将棋会館道場(文言だけでも怖そうですね、笑)の場合、僕が見た限りでは小さい子供や始めて間もない人がたくさんいて、対戦相手に困ることはなさそう。
場合によっては親切なおじいさんが教えてくれるケースを見かけたこともあります。
逆にここの場合、高段者のほうが待たされます
上に「土日なら…」と書いたのは、平日だと初心者のお客さんが少ないというのは確かに事実です。
そういった意味も込めて、「土日なら…」と付け加えました。
ただ初段くらいの人なら相手に困らないレベルなので、平日から乗り込んでも大丈夫かもしれません。
怖い人もほとんどいないので、大丈夫です
ここからは僕の体験談
僕は高校1年まで将棋センターの存在を知らず、当時のバイト先の人間に
「○○(地元)に将棋センターがある」
ということを教えてもらいました。
それを聞いて興味は持ったのですが、当時は週刊将棋で認定された4級を持っているのみ。
自信がなかった僕は、
初段になったら行ってみよう
と決意し、その年の夏に週刊将棋の初段を獲得しました。
そして行ってみようと思ったのですが、この記事を書いている僕が言うのもおかしいのですが、やはり敷居の高さにビビってしまいました
そして実際に扉を開けることができたのは、それから1ヶ月後…
完全にビビりですね。
さらに将棋センターの仕組みがわからず、1局指したら終わりだと思って、初日は1局指して負けて帰りました。
それが勘違いだと知ったのは、翌週に再び行ったときでした。
なお、一部の将棋道場では1日の局数制限がありますが、ほとんどの道場は無制限で、席料を払ったら閉店まで楽しめます。
地元の将棋センターは建物も古く、確かに入るのには勇気がいるところでした。
そしてタバコを吸う爺さん、ガラの悪そうなおじさん、クセの強そうなおじさん…
こういったちょっと怖そうな面々がいて、確かに
今思えば入りづらいところだよな
とふと感じました。
さらに同世代がほとんどいなかったこともあり、それが入りづらさを加速させていたのかもしれません。
当時はそれでまかり通っていたんですよね。
この話は僕が行った将棋センターでの話であり、現代の将棋道場なら危険性はほぼ無く、大丈夫です
まとめ
・今の将棋道場は土日ならほとんどのところで歓迎される
・初心者でもOK
・平日の早い時間は避ける
繰り返しになりますが、土日ならほとんどのところで歓迎され、棋力は問いません。
逆に平日の午前中などは避けたほうがいいかもしれません。
最後にタイトルの答えは
将棋道場に行くのに勇気はいりません
安心して将棋道場でお楽しみくださいm(_ _)m
こちらもよろしくお願いします