私の姉は重度の知的障害。
物心ついたころから姉は家から車で1時間かかる施設に入所していた。
施設が姉にとっての「家」だった。
だから姉妹とは言え、私は一人っ子のような感じだった。
母親は、姉が施設で生活をしているせいか、常に姉のことが気がかりなようで、
何かにつけ私には「ゆうちゃんはできないんだから」「ゆうちゃんはかわいそう」
「ゆうちゃんはがまんしている」が口癖。
私がなにかおねだりをするときには特にそう。
間接的に「あなたもがまんしなさい」と言われているようだった。
そんなことの繰り返しなので、私は母親には特におねだりをすることはしなくなった。
「私ばかりいけないから」と。
新しい服はいつも姉ばかり。
施設では選択替えがたくさん必要だから。
私は、時々は買ってもらえたけれど知り合いからいただく「おさがり」の服。
それでも、うれしかった記憶がある。
そんなこんなで、母親から「ゆうちゃんが・・・」で始まる言葉が姉のことばかりひいきしていると
思うようになっていった。そして、私は我慢しなくては・・・と思うように。
それがいつの間にか、自分の気持ちを抑えてしまうようになっていったのかもしれない。
こんな思いでずっと生きてきたので、社会へ出てからも自分の思いは二の次となってしまった。
これではいけない! 私の思いを出していきたい! 私だって!
と思うようになり出会ったのが筆跡心理学。
学んでいくうちに、文字を書くうちに不思議と心が整っていった。
心が整う筆跡心理学。
文字の書き方をある方法で書くだけ。
私と同じような思いをしてきた人には特に伝えたい!
筆跡体験会を考えているので、ご興味がある方はぜひ!!
準備が整い次第、お知らせします。
今日はこのへんで。