DORMIに関するインタビューが掲載されてるようです。
yorimo(読売新聞)以下、リンク先よりコピー
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「DORMI」に参加したアカペラ・グループ、「アウラ」のインタビュー
2008年03月13日
声だけの力でクラシックに新風を
ヨリモ発のクラシック音楽CD「DORMI」(4月2日発売)で、収録曲「月の光」を歌っているのが、女性アカペラ・グループ「アウラ」。
クラシックの著名曲を独自に編曲し、時には歌詞をつけたりして無伴奏で歌う5人組が、「月の光」でも、美しいハーモニーを響かせています。
メンバーの中の畠山真央さん(ソプラノ)と、菊地薫音さん(同)に収録の手ごたえや今後の活動などについて話を聞きました。
メンバーは、ほかに原嶋絵美さん(同)、佐藤悦子さん(同)、星野典子さん(アルト)で、いずれも大学でクラシックの声楽を学んだ経歴の持ち主です。
「新しいクラシックの領域を切り開く、女性のアカペラ・グループを作ろう」と行われたオーディションで5人が選ばれ、2003年に結成されました。
楽器の伴奏なしで歌うアカペラの魅力について、菊地さんは、「音楽の始まりは、きっと、人が歌った声からだと思います。楽器と比べても、聴く人に訴えかけてくる力が強い」と語り、畠山さんは、「楽器が何もなくても、身一つでハーモニーが奏でられるのがすごい。声といっても、一人ひとり違う。そこもまたすごい」といいます。
そのうえで、「クラシックの著名曲に独自の編曲を施して歌うことから、クラシックの新しい魅力を引き出せると思っています」(菊地さん)とアウラに参加した理由を説明します。
メンバーは大半が初対面でしたが、打ち解けるのは意外と早かったようです。「音楽という共通の言語を持っていて、通じ合うものが多かったから」(菊地さん)。
結成後は、2005年にインディーズで初アルバム「アウラ」をリリース。
CD制作とともにライブ活動を平行して活発に行っています。
取り上げる曲は声楽曲に限りません。
楽器で演奏する器楽曲としてかかれた曲を編曲し、さらに歌詞をつけたりして歌うこともあります。
音楽的には非常に独創的で高度な試みですが、そのハーモニーは年々精度を増してきています。
その理由は、結成以来、欠かさず続けている、週に2日の練習。コンサートが近づくとさらに練習が増えるので、「一週間、ほぼ毎日顔を合わせていることも」(畠山さん)。
地道な積み重ねの結果、「この数年で、あうんの呼吸が形成された」と菊地さんは自信をのぞかせます。
昨年EPICレコードと契約したのをきっかけに、今回、「DORMI」に参加しました。
歌ったのは、ドビュッシーの「月の光」。
元々ピアノ曲として著名な楽曲で、「ヨリドリランキング」で「ぐっすり眠れるクラシックの曲は?」と題して行ったアンケートの投票結果でも4位となりました。
この曲を編曲し、新たに歌詞をつけて歌っています。
「みなさん、この曲について、イメージを持っていると思いますが、新たに歌詞をつけたことで、心情的なイメージが加わり、新鮮な感覚で聴いてもらえると思います」と菊地さん。
畠山さんは、「フランス語の歌詞なので、発音も含め、柔らかいイメージが増したように思います」と話しています。
しかし、この曲のレコーディングは難しかったと2人は口をそろえます。「なぜなら、この曲はテンポが変わって揺れるので、5人で合わせるのがすごく大変でした。そのために、5人で手をつないで歌いました」と畠山さん。
菊地さんは「前半が特に大変で、でも、それが決まったときはすごく快感でした」と振り返ります。
「DORMI」に続き、4月23日には、メジャーとしての初アルバム「Pastorale(パストラーレ)」を発表します。
ソニーの有機ELテレビのCMソングとして流れているヴィヴァルディの「春 第一楽章『四季』より」や、シューベルトの「野ばら~ます」などを収録。
自然を連想する楽曲を中心に選曲されています。その方針に沿って、「サリー・ガーデン」などアイルランド民謡も取り入れました。
その中で、レコーディングが難しかったと振り返るのは、ベートーヴェンの「交響曲『田園』第一楽章」。「交響曲を合唱曲に編曲するということが大胆なうえ、スケールが壮大な曲なので、それを5人でどう表現するかが難しかった」と、菊地さん。
テンポのゆったりとした落ち着いた曲も含まれ、今までより多彩な曲調が収録されています。
「これまでアウラのイメージとしては、動の部分が強かった。新作では、しっとりとした落ち着いた印象も伝えることができました」と畠山さん。
また一つ、表現者としての階段を確実に上ったようです。