しかし、女の子がお会計の時にお金出してきて半分払うっていわれんの新鮮味あるわぁ
今の彼女、俺がお金出すの当たり前みたいな感じやし、、、
しかも、食べて飲んでたの、ほぼ俺やし、注文しすぎて残しまくったのに。まゆみちゃんほぼ、食べてなかったし、いい子なんやなぁ。
TAKAHIRO「おいしかったねぇ、今日はありがとう」
「楽しかったぁ」
まゆみちゃん「ウチも楽しかったよ」
TAKAHIRO「奈良公園て、小学校の遠足以来やわ。夜に来たら、あんま鹿いてないんねぇ」
まゆみちゃん「ほんまやねぇ、ウチも夜にくるのはじめてやから、こんなんなんやね」
「結構暗いね、あっ、そっち回って帰ろっかぁ」
俺はどこを歩いてるのか、家がどっちなのかもよくわからないまま、言われるままに坂を下っていた
TAKAHIRO「まゆみちゃんっの家って、こっちなん?」
まゆみちゃん「そうやよ、JR奈良の近くやねん」
「ちょっと待って。。」
ふと立ち止まったと同時に唇に柔らかい感触が、、、
ん、チューされたん。。。?
えっ?なんで?まぢで?
考えるより前に、俺はまゆみちゃんの腰に手を回しキスをしていた。
自分でも不思議だった、
1人の人を好きになったら、他の人を好きにならないタイプだったから、
その1人の人が、この一瞬でまゆみちゃんになった。
もう、どのくらいたったのかな?
時間を忘れるくらいに夢中だった。
なんかわからへんけど、懐かしい感じがする。
ずっと前から知ってるような、、、
愛しさが溢れてきて
この子のこと好きだ、
愛してる
「ずっと一緒にいたい」と