あらすじ
琵琶湖のほとりで、対立を続けてきた特殊能力を持つ一族がいた。
心を操る日出家と行動を操る棗家。
主人公の日出涼介も琵琶湖より能力を下賜されし人間の一人。
そんな彼が童貞的中二病的思考を発揮して速水さんなるクラスメートに振り回されたり、
棗家の人間に一目惚れをしたりして、心臓を高鳴らせたり……
「しゅらららららららぼぼぼぼぼぼぼん」こと「しゅららぼん」を使いながら、落としどころを探ったりする物語
推理小説を読んでいるような楽しさがあるので、ぜひ、一読あれ!
以下、ネタバレを含みます
感想
①
グレート清子(清コング)は、案外ツンデレだと思うし、友達で存在したら面白い存在だと思った
馬に乗る女といえば、髪の毛長いイメージを抱いてるんだけど、彼女に限って言えば、なぜか知らんけど、ショートボブだったww
あれ? …彼女の容姿に関する描写とかあったかしらん?
②
今作のスピンオフ(『鴨川ホルモー』に対する『ホルモー百景』みたいなやつがあったら、涼介と潮音のデートシーンとかやって欲しい
石川は、絶対ニヤケテしまうはずww
③
相変わらずの伏線回収の妙で、『葦』のくだりはすごいと思った
アイディアとしてでてこんし~
④
涼介に、もう少し花を持たせてあげてもいいのかな?とも思った
そうすると、若干のジャンプ臭がしないでもないけれど、最後の最後で淡十郎が出てきたのは、個人的にはありえんなって思った
⑤
源爺は、なんとなく読める…
ただ、動機を推測するのは困難かも?
⑥
淡十郎のキチガイ振り、清子の悲哀に対して、もう少しスポットを当ててもいいかも?
ただ、そうすると『血の犠牲になる人たち』という御馴染のテーマがクローズアップされてしまうだけに、逆に陳腐さな作品になってしまう危険性もあるかも?
その辺も、スピンオフがあるのなら期待
総括
全体的によく作りこまれている気がしました
歴史好きな作者の熱意が感じられる一作です