昨日8月2日、地元長岡の大花火大会観覧に行ってきた。

 

毎年、河川敷で観覧する。

おにぎりや枝豆、トウモロコシ、お新香など持って

食べながら観覧する。

 

毎年楽しみで夏の一大イベント。

この花火が終わると、夏が終わったような気がする。

いやいや、早いから…。

夏はこれから。

 

歳を重ねるごとに、あと何回観れるだろう?

という気持ちでいたけれど…

 

この花火大会をこんなに悲しい気持ちで迎えることに

なる日が来るなんて、考えたこともなかった。

 

去年、息子にスマホで撮った花火の動画を送ったら、

「部屋でネットで観てるよ!」と返信が来た。

 

忘れてなかったんだね、と嬉しく思った。

 

新潟に帰ると言った時、一緒に観れるかな?なんて

思ったけど、それも叶わなかった。

 

 

2004年10月の中越地震。

あなたは小学5年生だった。

 

余震が怖くて、公園でテントを張って寝泊まりしたね。

その後も、家の前でキャンプ用品を引っ張り出して

お湯を沸かしたり、支給されるお弁当を食べたね。

 

ガスが復旧するまで2週間、そんな生活だった。

 

その地震からの復興を祈念して始まった

震災復興花火フェニックス。

 

空を見上げていると、

あなたの優しい笑顔が浮かんで涙が溢れた。