この歌は、今までの私の人生を表しています。


両親を愛しても、愛してもらえず、苦しみ、傷つき、愛に飢えていた私。

傷つくことを恐れ、人生を楽しめなかった私。

あまりにも辛い人生から目を背け、夢の中で生きていた私。

裏切られることが怖くて、誰も自分の心の中に入れなかった私。

死ぬことを怖れて、何故生まれてきたかわからなかった私。


夜はあまりにも寂しく、まだこのような人生が続くのかと嫌気がさし、愛とは、私のような人間には訪れないと思っていた私。


そして、そんな私が、いつか全てを乗り越えて、望む未来を手に入れようと必死になり生きてきて、今やっと、深い雪の下に、春に咲く薔薇のつぼみになれた私…