ここ連日、ものすごく強かった銘柄が幾つか崩れはじめてます。

住石HD、さくらインターネットなどですね。

 最近の上昇相場を象徴していた銘柄だと思います。

 リーディングストックっぽい感じでしたね。リーディングストックというのは、牽引役つまり、全体を引っ張る役目をする銘柄のことです。

 

 ここからは一般論ですが、リーディングストックは、大きな出来高を伴って上昇を続けているので、多くの含み益ホルダーがいます。

 彼らは買付けに余力が出ているので、似たような上昇株を買い始めることから、テーマ株全体が底上げされていくという好循環を起こします。
 しかし、どのような強いリーディングストックも終わりの時は来ます。大抵の場合、チャートは加熱していることから一気に崩れ始めます。

 そうなるとホルダーは我先にと逃げ始めるので、関連株は次々と売られていきます。最悪の場合、投資家心理を悪化させ、無関係の他銘柄もドミノ倒しのようになって、市場全体の下げにつながります。

 

 

 ただ、リーディングストックの上昇が終了しても、相場全体の上昇基調が変わらないときは、次のテーマが買われたり、あるいは市場のルールが変わって来たりします。市場ルールというのは、例えばバリューが買われていたのがグロースに移ったり、新高値買いから押し目買いの流れになったり色々です。

 

 来週以降、物色対象が変化してくる可能性があるので、その辺りは値上がり率ランキングや出来高の変化に注目したいですね。

 

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