今現在、市場を支配しているルールを調べてみようと思います。
ルールといっても要するにどんなものが物色対象になっているか?です。
いまは決算発表シーズンに入って来ています。
今年から新NISAも始まり、日経平均が大発会から勢いよく上がっていますね。
グロースだけはパッとしませんが、
プライム、スタンダード共に勢いよく上げています。
今回は今年に入ってからのプライム市場では
どんなファクターが有効に働いているのかを調べてみました。
代表的なファクターについて、
5分位分析で優位性の高い分位のファクターの各リターンを棒グラフで比較してみました。
※データ作成協力:北山広京
オレンジ色は直近1ヶ月、ピンク色は直近1週間のリターンです。
色々なファクターが書かれていますが、リターンの大きいものは
・業績アップで割安になったもの
・サプライズ業績
です。これらを表すファクターで上位のものが軒並み買われている状況です。
この傾向は、現在の決算発表シーズン中は続くような感じがしています。
サプライズ度合を表すファクターについては以前書きましたが、
「業績アップで割安になったもの」はまだ書いてませんね。
これは、前年同期四半期や前四半期のPERに対して
どのくらい割安になったのかを表すファクターですが、
著書で紹介した四半期成長率と同じぐらい効果的なファクターなので、
また、近いうちに詳しく書いてみようと思います。
折角なので、先週一週間の値上がり率ランキングに登場したもので、
決算サプライズがプラスのものの一覧を載せておきます。
上記表には、まだ今年入ってから決算を迎えていないものも多くあります。
つまり3ヶ月近く前のサプライズ決算の影響が、
まだ出ている銘柄もあるということで、プライム市場において
近々発表される予定の決算でサプライズのものは、
売買候補として充分検討に値しそうです。
次の銘柄たちは既に発表が終わっていますが、やっぱり上げてますね。
6814吉野電機
8237松屋
2734サーラCO
7420佐鳥電機
5269日本コンクリート
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(以降はご自身でご確認ください)
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