猫ちゃんの病気を考える その1
実は、少し前まで、私の家には猫ちゃんが居ました。
その猫ちゃんは、私の猫ではなく
ある方が飼っていらっしゃったのですが
所謂「外猫」。
でも、何故か全く人を怖がらず
いつも玄関を開けると、どこからともなくやってきて迎えてくれ
仕事から帰ってくると、またどこからともなく
「ニャー」と声を一言あげて玄関までお供してくれるのです。
何とも可愛い猫。
でも、彼には問題があって
ダニのせいか、肩から上の皮膚がただれてました。
かなり、ワンポイントアップな画像ですが
首のラインです。
これ、だいぶ治ってきたところの写真ですが
最初は、本当に毛が全然なくなっちゃって
痒いから何度も爪でカキカキして、傷だらけ。
この後、彼はもっと大きな怪我をすることとなり
生死に関わる状態となった為
病院へ連れて行くことになったのですが
その際に発覚したのが
この皮膚のただれた原因が「疥癬(かいせん)ダニ」だということ。
このダニは、皮膚と皮膚の間に巣くうダニで
所謂「寄生虫」!
一度体にくっつくと、なかなか取り難く
無数に繁殖していってしまうそうです。
そして、トンネルがどんどん増えて
線上の発疹となる。
現に、私も凄く体が痒くなり、皮膚科へ通いました。
ただ、私からはこのダニが発見されなかったので
表面を噛まれただけなのかもしれません。
それにしても、これだけの皮膚を
ボロボロにしてしまうとは恐ろしい。
ただ「外猫」であれば、これぐらいのダニは
体の免疫力で、すぐ治癒してしまうそうなのですが
彼には、もっと怖い病気も併発していたようで
それで「疥癬ダニ」をはじき返すことが出来なかったようです。
痛々しい肌が見て取れます。
凄く優しい子で、家のインコやハムスターが
家の中をウロウロしても
「ダメだよ」という一言で、全く襲うことはしませんでした。
それより、家のインコの方が嫉妬して
どんどん猫ちゃんにちょっかいを出していたのが
もう、冷や冷やものでしたけど(笑)。
ということで、猫ちゃんのお話は
まだまだ続きます。