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今日は38歳で白血病のためにこの世を去った姉の命日でした。

朝にお墓参りに行きましたが…毎年毎回、もっと何か姉の為にできたんじゃないか？と考えてしまいます。

今日は空がとても綺麗でした。

慢性骨髄性白血病から移行期を経ての急性転化は、きわめて予後不良とありましたが、まさか…まさかと思っている間に、姉の状態はどんどん悪くなっていきました。

※予後不良とは99.9％以上の確率で助からない。数ヶ月の命

骨髄移植をするには、患者と提供者のHLA（白血球の型）が適合しなければなりません。HLA型の適合率は、兄弟姉妹で4人に1人（25% ）と言われており、血縁関係がないと数百人から数万人に1人の確率とされています。（HLA型は白血球の型ですので、血液型が違っていても提供することができます。）

うちは姉と私だけの2人姉妹。検査をしましたがHLA型は適合せず。絶望というのはこういうことをいうのか…と何も考えられなくなりました。

姉の会社の上司も検査しようと考えてくださったのですが、年齢制限があり出来なかったと話していました。

骨髄・末梢血幹細胞を提供できる年齢は20歳以上、55歳以下です。登録日(採血日)の時点で、満55歳の誕生日まで10日間以内である54歳の方は、適合検索の対象とならない場合があります。 HLA型の検査結果などがデータベースに登録されるまでに最長10日間を要するためです。

更に姉の同級生の奥さまも、検査して下さったりして、適合ならなかったですが、その気持ちが本当に有難かったです。

姉は先生に言われたことを入院中よく守っていました。

①手指衛生

感染予防対策の中で最も重要な対策です。普段からアルコールを含有する手指消毒剤をベッドのサイドテーブルに置いて消毒していました。

以下の場合は流水と石けんで手を洗いましょう。（手についた物理的な汚れは洗い流す必要があるため。）

これはお見舞いに行った私たちも、とても気をつけていました。

トイレの後
食事の前後
鼻をかんだり手でくしゃみを覆った後
目や鼻、口の粘膜を触る前後
ごみ箱を触った後
傷の処置や、点滴ポートを触る前

②入浴、歯磨き

口の中も、歯磨きやうがいをして清潔に保ちましょう。歯間ブラシ(フロス)は出血のリスクがあるため、化学療法中などは使用の可否を担当医へご相談ください。虫歯があるかどうかの検査は、入院後すぐに行われました。

入浴も元気なうちは毎日していました。

③食事

白血球が少なくなり、抵抗力が下がる為、生物は禁止されていました。
なぜなら、生もの（火を通していない野菜や果物、お刺身など）には、細菌などの病原体が多く含まれているため、生肉や刺身、生野菜など生ものや雑菌が繁殖しやすいドライフルーツ、皮の薄い果物、乾燥芋、安全検査を通っていない自家製の漬物など発酵食品や貝類などは食べないように。とのこと。