ある武道を11年続けていました。
父の道場です。

父の子なので、

道場に入る事は当然でした。
とてもとても嫌だったけど、

仕方がなかったのです。
 

 

もやもや苦しいよー。

もやもや怖いよー。

もやもや不安だよー。

もやもや逃げたいよー。

 


6歳から、

その感情は山のように溜まり続けました。



朝から憂鬱で、

お腹が痛くなる日もありました。

緊張して、
夕飯が喉を通らない感覚、

道着に着替える時間、

道場までの道のり、

道場の匂いまでも、

 

鮮明に思い出す。

 

 

 

   


そして、
30年以上経ち、
今は、

仕事の前になると、
どうしても、

緊張、不安、恐怖、憂鬱

が襲ってきます。
 
 
あの時のまんま、
全く同じ体感覚で。

 


どんなに頭では、

もう怖がる必要はないと

分かっていても。

インナーチャイルドが、

悲鳴をあげて超絶怖いと叫んでいて、

行きたくないと泣いていて、

心の中は「憂うつ」

で溺れそうで、

息苦しい。

 

 

小さい私は、

我慢して我慢して、

涙を堪えて、

耐えたのに。

 

 

残ったものは、

根深いトラウマ。

 

 

30年経っても、

消えて無くなる事はなくて、

感情を隠す癖を

身につけた事は

さらに、

インナーチャイルドを

傷つけてきました。

 

 

苦しかったね。

悲しかったね。

うんと、泣きたかったよね。


 

ごめんね、

無いことにして。

蓋して閉じ込めて、

今まで本当にごめんね。


。。。それでも今日まで、

生きていてくれて

ありがとう。



こらからは、

ひとつずつひとつずつ

何度でも受け止めるからね。

 

 

何年かかっても、

 

それが、

自分を大切にするという事

だと気づけたから。

 

 

そして、子どもたちに

自分の感情を否定せずに、

生きていってほしい。

 

そのためにも、

私自身が安心安全な

場所でありたいと、

日々感じています。