祖父がこの世を去り、
一週間が経ちました。
通夜の日は、
夜まで仕事だったので、
終わってからすぐに、
車で三重に帰りました。
出棺には何とか間に合い、
最期のお別れも出来ました。
遺影の写真に写る元気な頃の祖父の姿が、僕の記憶の中の祖父の姿でした。
83歳で脳梗塞を発症するまでは、
本当に何でも1人でやっていて、
食べる事や、お酒も大好きで、
働き者でしたから、
遊びに行っても殆ど家にいなかった気がします。
漁師をしていたから、
すぐに船でどっかいてたり、
畑に行ってたり、
金魚育ててたり、。
今でもひょっこりと現れそうです。
冷たくなった頬を撫でながら、
『ゆっくり休んでね!』
と声をかけました。
天気予報では、
雨といわれてたのに
カンカン照りの日差しで
空高く飛んでいる飛行機からは、
『ひこうき雲』が出ていて
あの飛行機よりも
更に高い天国へ無事に昇っていてるように感じました。
火葬の後に告別式でしたが、
祖母からリクエストで、
『千の風になって』を祭壇の祖父の前で歌わせもらいました。
こんな形で歌っていた事を発揮出来る日が来るとは、、。
と思いながら、
一応プロである以上、
絶対に泣く訳にはいかない!
と最後まで泣かずに歌いきりました。
少しでも孝行出来たかなあ?
じいちゃん
90年の人生、
大往生でしたね。
きっとこれからは、
今まで以上に近くで見守ってくれるかなあ?
また会えるその日まで
ゆっくり休んでね!
優樹