焦りはノンノン!!大切なのは〇〇を育てること
こんにちは。
吉野有花です。
高学年の男の子と関わっていたときのハナシ。
彼が電子辞書を使っていたときに、満面の笑みを浮かべながら
わたしの方に辞書を差し出してきました( ¨̮ )
そしたらば・・・
「「「クソ」」」
音声の読み上げ機能をつかってわたしに言ってくるのです笑
そのあとも
「「「しぬ」」」
とか
「「「ばか」」」
とかもね、ニヤニヤしながら音声流してくるわけですよ。
お返しをしてやらねば。と思いましたね。
「「「天才」」」
「「「最高」」」
って打って、辞書に読ませてやりましたよ(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
何回も笑
そしたら、そのあとは 「神」 って自分で打って、何回も聞いていましたとさ(≧▽≦)
そう、キミは最高なんだぜ…
神なんだぜ……
さてさて、もうすぐ学年が変わるということで、保護者さまから
『焦り』
の気持ちが多くみられるようになってまいりました。
「近所の〇〇ちゃんはもう九九ができている」
「上の子がこれくらいの年には、一人でできていた」
「もうちょっと頑張れば、追いつけるんじゃないか・・・」
そんな言葉が聞こえてくるのです。
情緒の成長やお勉強の進み具合がゆっくりで、
先生もあんまり無理させずに、本人のペースで進めている・・・
「将来頑張れない子に育つのではないか」
そんな不安を口にされる方もいらっしゃいます。
結論から申し上げますと、
ノープロブレム!!!
です。
あなたのお子さんが、70才まで生きるとしましょう。
今、10才くらいとして・・・
あと60年もあります。
成人してからの方が人生長いのです。
しかも成人してからは、自分で頑張らないといけないことだったり
どうにかしなければいけないことなんて山ほど降ってきます。
(生きるのって大変ですよねー・・・)
そう考えると、幼児~小学生や中学生で必要なことは
「できた」という経験
「もっとやってみよう!」という意欲
「できるかも?」という自信
を育てることなのではないかと思います。
自分のことを受け止めてもらえる、安心できる場所で。←ココ大事
あまり無理させずに、本人の気持ちを育てていくことが、
後々の大きな伸びしろに繋がっていきます。
実際にこんなことがありました。
現在4年生のMちゃんは、1~3年生までお勉強が嫌いすぎて
勉強をさせようものなら机の下に隠れて、
閉鎖モードに突入していました。
お母様は「うちでも勉強しないんです」とゆったり構えていらっしゃって
こちらが「そ、それで大丈夫!?」と思ったほどです。
ところがところが、4年生になった彼女は今、
たし算ひき算の筆算を習得し、
今は九九の練習をしています。
本人も覚えるのは苦手と言っていますが(自分のことを分かってることがすでに素晴らしい)
できるだけ九九表を見ないようにしながら、問題を解いています。
もちろん、1~3年生の間、まったく何もしなかったわけではありません。
もしその期間に、彼女が嫌がること、できないことを無理やりやらせていたら
きっと今のように、自分でできることを頑張ろうという気持ちは
育たなかったと思うのです。
今のお子さんができること、できそうなことをやらせてあげる
そしていっぱい自信をつけさせてあげる
これが一番大切な時期なのですよ(*´╰╯`๓)♬
