【TA向け】軽量化設定とOS不要サービスの無効化 | 始末屋-幽玄花-の散策日記

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 PSO2クローズβテストの開始と同時にこのブログを開始致します。
まずはテスト動作のチェック内容を中心にご紹介していく予定にござります。
PSO2のゲーム内容の他、パソコン環境についての関連情報など、
ゲーマー向けの記事を取り扱っていく予定であります。

【TA向け】軽量化設定とOS不要サービスの無効化


はじめに
 当記事の内容はタイムアタックでタイムをシビアに詰める目的で構成しています。
 また、内容についてはやゑが独学で調べたり自らの環境で試した結果で判断しているものなので、全てのユーザー環境で成立するものとは言い切れません。
 中には不勉強で間違っている内容もあるかもしれません。

 設定変更は自己責任で行い、意味を理解できていない設定変更は絶対にしない様にして下さい。
 各種設定変更の前には変更前の設定状態をメモしておき、いつでも設定が戻せる準備をしておく事を強くおススメします。

 PSO2側の設定の方向性についてはTA用の軽量化を目的としている為、SSや動画撮影等の用途で使用したい場合には随時クライアントを再起動して再設定し直して下さい。





 ・PSO2側の設定
 ・OS不要サービスの無効化

 の順で以下に記します。







>PSO2側の設定


(ランチャー側の設定)

 【簡易描写設定】

 5段階で簡単なプリセットが組まれています。
 TAを詰めたいならばスペックに関係無く簡易設定2以下が好ましいと思います。

 ※簡易1と2について
 簡易1は処理をグラボよりもCPUに回す配分が多くなるようで、
 使用しているPCのグラボの性能が低くCPUに余裕がある環境では簡易1が適するそうです。
 逆に、グラボの性能に余裕が有りCPUに余裕が無い環境では1よりも2の方が軽くなると言った逆転現象が起こる事もあるそうです。

 どちらも余裕がある(簡易5でも問題なく動作できる)スペックの場合、一応簡易1を推奨しておきます。
 2をベースに個別に切り替えると言うのもいいと思います。
 これに関しては内部処理の設定項目に無い部分がブラックボックスなので色々試してみて納得のいく設定を見つけて下さい。


 【基本】

 言語や巨大スクリーン描写ON/OFFはお好みで。
 ちなみにクーナライブの演奏&歌は巨大スクリーン再生ムービーではなく、通常時のBGM扱いになっています。
 前後のトーク部は声がボイス音量、効果音&環境音はSE音量に連動している様です。


 【ウィンドウモード】

 ウィンドウ/フルスクリーン/仮想フルスクリーンが切り替えられます。

 負荷の観点からDirectX9のゲーム(PSO2も)ではフルスクリーン描写よりもウィンドウ描写の方が軽くなる傾向があるようです。
 特にフルスクリーン起動時にAlt+Escを押して最小化をし、再度ゲーム画面へ戻る為にゲームを最前面化した時、PCにも回線にもかなりの負荷が掛かる様で、やゑの環境ではこの動作で頻繁に回線切断エラーが起きてしまいます。

 ただ、ゲームのプレイングの観点からウィンドウモード起動では集中状態の維持や視野範囲の確保、操作自由度といった面で苦しい点が多いのでフルスクリーンにしておきたいですよね。

 仮想フルスクリーンではその両方の長所をとった描写になるそうで、ウィンドウモードと同じ内部処理で描写範囲を広げる事でフルスクリーン描写としているそうです。
 その為最前面化されていない裏で起動中の他のウィンドウ処理なども並行して行われている訳ですが、多コアCPUが主流の現状では問題ないと思われます。

 一度試してみて問題無ければ仮想フルスクリーンが最適な環境は多いと思います。


 【最大フレームレート】

 30/60/90/120/無制限の4段階で設定が組めます。
 秒間何枚の絵を出力するかの処理についての設定で、ゲームの動作速度そのものに影響します。

 TAの場合特定のエネミーを倒した直後、同じ場所に同じエネミーが湧くポイントが多々ありますが、
 アサルトバスター、クラスターバレット、フォイエなどと言った判定の残りが長い攻撃でこれらを一撃連続キルする事が可能ですよね。

 この時の再湧きまでの極小時間にこのフレームレート設定が影響しやすく、30FPSの設定ではなかなか一撃で全て倒し切る事は難しくなります。

 ただ、120や無制限にしておけば安定するのかと言えばそうでもなく、これは最大値の設定なのでその時の処理がどの程度のFPSになっているかに起因します。
 動画キャプチャソフトなどを外部で起動し、画面内にフレームレートをリアルタイム表示する事でも確認できますが、PSO2のこのエネミー連続湧きのシステムにはサーバーとの通信も噛んでいる様で、いくらFPSが高い値で安定している個人環境でもサーバーが混雑していたりすると連キルは安定しない事が多々あります。

 サーバーさえ安定している状況ならば60FPSで充分連キルは成功させられる為、グラボに高い負荷を掛ける90FPS以上の設定はほぼ必要ないでしょう。


 ちなみに市販のほとんどの液晶ディスプレイはリフレッシュレートが60Hz付近にあるので、特に設定を変えていない限り60FPS以上の出力は表示しきれません。
 表示しきれなかったフレーム分の出力がティアリング(画面ちらつき)の原因になり、グラフィックボードのドライバ側で垂直同期を入れる事でこれを解消できるとされていますが、垂直同期を掛けてしまうとゲーム動作自体もリフレッシュレートを上限フレームレートに規制されてしまう為ゲーム動作(マウス操作速度や瞬間的なレスポンス)に影響が出るので、垂直同期はOFFの方がTA向きだと思います。

 よって、ここでの高フレームレート設定にする目的は画面上の描写の滑らかさを求めるものでは無く、ゲームの動作速度を上げてレスポンスを向上させる目的です。
 前述したとおり90以上の設定ではグラフィックボードに高負荷が掛かる為、ここぞという時以外の日常的な設定では60FPS設定をお勧めします。




 【文字の大きさ】

 どうもゲーム内ウィンドウサイズにも影響するそうです。お好みで。


 【テクスチャ解像度】

 高解像度/標準/圧縮の設定が切り替えられます。
 3D描写では透明な多面体(ポリゴン)に画像(テクスチャ)を張り付けてモノを表現していると捉えて下さい。
 テクスチャ解像度とはその時貼り付ける画像の解像度です。
 画質が若干見劣りはしますが、圧縮に設定しておけばマップ侵入時のロードを短縮する事ができます。
 (読み込むデータ量が減る為)


 【シェーダー品質】

 標準/簡易があります。

 簡易ではゲーム内のオプション描写項目にある各種設定が弄れなくなります。
 見た目的にも全体的な明るさ(地形光源や影などの変化による影響)がかなり明るくなり、差は大きくなります。

 スペックに問題が無ければここは標準でゲーム内設定でアンチエイリアスや影描写、水面やソフトパーティクルなどを落とすといいでしょう。


 【音声】

 音量の個別フェーダーがあります。

 ※サラウンド設定はON推奨です。音源の方向がわかりやすくなります。
 ※ゲーム内の「グローバルフォーカスサウンド」はウィンドウを最前面化していないとき(最小化してる時など)にONだと音が再生するようになります。OFFだと消音するようになります。>コメントにて訂正情報有り難う御座います!
 



 【機能タブ】

 IEの設定や回線チェックが行えます。使う事は無いと思いますので割愛させて頂きます。





(ゲーム内オプション)

 【描画機能】

 ランチャー側の設定でシェーダーを標準にする事でここを弄れるようになります。
 
 エフェクト光源設定・地形光源・ブルーム処理・被写界深度・ブラー・ライトシャフト・アンチエイリアシング・ソフトパーティクルのON/OFFが切り替えられます。
 地形光源だけをONに、ライトシャフト・アンチエイリアシング・ソフトパーティクルの3つをお好みでON/OFFする設定がオススメです。
 その他は結構負荷に影響するのでOFFでいいかもしれません。


 【表示設定】

 詳細モデル表示数
 └ ここで指定した人数までが正常に表示でき、それ以上のプレイヤーが灰色の泥人形になります。
   低く設定すると人ごみで負荷が軽くなります。
   マルチエリアを考えても12以上に設定しておけば問題ないのではないでしょうか。


 写り込み品質
 └ 水面などの映り込み描写の程度です。負荷の関係上TAでは1推奨です。


 影品質
 └ 影の描写の程度です。負荷の関係上TAでは1推奨です。


















>OS不要サービスの無効化
 ※Windows7前提です。


【リモートデスクトップ機能のオフ】


始末屋-幽玄花-の散策日記-リモート


 これは負荷というよりはセキュリティ観点上の意味合いが強いです。
 一般的な用途では使わないと思うのでついでに切っておきましょう。


 コントロールパネル>システムとセキュリティ>システムの順番で開き、ウィンドウ左側にある「リモートの設定」という項目をクリックしてください。

 別枠で参考画像のようなウィンドウが出るので、「このコンピュータへのリモートアシスタンス接続を許可する」という項目のチェックボックスを外し、OKを押してウィンドウを閉じます。



 ※リモートアシスタンス機能とは、ネットワークを介して他のPCからそのPCを遠隔操作できるようにする便利機能です。
 使いようによっては第三者があなたのPCを遠隔操作して意図しない動作をさせる目的にも使えてしまう為、使わないなら切っておいた方が得策でしょう。
 デフォルトでは多分ONになっています。




【サービスの無効化】

 OSには様々なサービスが標準搭載されていますが、普段の用途で使わないような機能であっても、いつでも使えるように裏でプログラムが動いている機能が沢山あります。
 ここではそうした不要なサービスを無効化する設定を挙げて行きます。



 まずは設定変更をする為の「サービス」を起動します。

 スタートメニューのファイル名を指定して実行で 「 services.msc 」 と入力して実行してください。
 またはコントロールパネル>システムとセキュリティ>管理ツール>サービスの順で辿れば起動できます。
 「サービス」というウィンドウが起動し、何やら縦にずらーっとスクロールできる沢山のプログラム名が羅列してあると思います。

 
 ウィンドウ内では「名前」「説明」「状態」「スタートアップの種類」「ログオン」の項目が横に並んでいます。

 名前は各サービスの名称です。

 説明はサービスの簡単な説明で、各サービスの列をクリックしてやると左側に同じ説明が表示されます。

 状態はそのサービスが現在起動中かどうかが表示されています。

 スタートアップの種類とはPC起動時にそのサービスを自動起動(自動/自動(遅延)するか、使いたい時に任意で手動起動できるようにするか、完全に無効化しておくかの状態が表示されています。



 (サービス無効化の手順)


始末屋-幽玄花-の散策日記-サービス


 まず、無効化したいサービス名の列を右クリックし、起動中ならば停止を押しましょう。
 この時、関連して停止されるサービスが有る場合そのサービス名が表示されます。
 よく解らない場合はそこに表示されたサービス名を検索して機能を確認してください。

 次に右クリックメニューの「プロパティ」を開き、「全般」タブの真ん中らへんにある「スタートアップの種類」のリストを展開し、無効に設定してからウィンドウ下部のOKを押して閉じます。



 以下に無効化して問題無さそうなサービス名を列挙しておきます。
※OS標準搭載でないものもいくつか記載しています。サービスが無いものは関係ないと思って下さい。


おおまかな想定環境は「一般家庭のPCで、自分専用のPC(Windowsのアカウント1個だけ)で、プリンターやスキャナを接続してない、ファックスをPCで使わない、指紋認証を使わない環境」です。

よく解らないサービスに関してはサービス名でググって貰えれば、いろんな方が専門的な解説やら何やらしてくれてるのでそっちに丸投げさせて貰います。


・Adobe Acrobat Update Service
・Adobe Flash Player Update Servise

・Application Layer Gateway Service

・Background Intelligent Transfer Service

・Certicate Propaggation

・COM+ Event System
・COM+ System Application

・Computer Browser

・Diagnostic Policy Service
・Diagnostic Service Host
・Diagnostic System Host

・Distributed Link Tracking Client
・Distributed Transaction Coordinator
  
・Fax

・Function Discovery Provider Host
・Function Discovery Resource Publication

・Google Update サービス(gupdatem)
・Google アップデート サービス(gupdate)

・HomeGroup Listener
・HomeGroup Provider

・IKE and AuthIP IPsec Keying Modules

・Internet Connection Sharing(ICS)

・IP Helper
・IPsec Policy Agent

・KtmRm for Distributed Transaction Coordinator

・Media Center Extender Service

・Net.Tcp Port Sharing Service

・Netologon

・Parental Controls

・Potable Device Enumerator Service

・Print Spooler
※プリンターない人

・Remote Access Auto Connection Manegaer
・Remote Access Connection Maneger
・Remote Desktop Configuration
・Remote Desktop Service

・Remote Registry

・Routing and Remote Access

・Secondary Logon

・Security Center

・Server

・Smart Card
・Smart Card Removal Policy

・Tablet PC Inuput Service

・TCP/IP NetBIOS Helper

・Telephony

・TPM Base Service

・WebClient

・Windows CardSpace

・Windows Defender

・Windows Error Reporting Service

・Windows Image Acquisition (WIA)

・Windows Media Player Network Sharing Service
※GOMPlayerとか使っててWMP使わない人向け

・Workstation