『モーターサイクルダイアリーズ』 2004 イギリス・アメリカ合作
監督:ウォルター・サレス
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル
チェ・ゲバラ
「28歳の革命・36歳の手紙」が公開されているようですね。
それなりに関心も高いようです。
同じくゲバラを扱った「モーターサイクルダイアリーズ」は
ゲバラが革命を起こすようになるまでの過程が描かれています。
医大卒の優しい青年がどのように闘争に参加するようになった動機を
劇的ではなく、静かに等身大で描き出していますし、
一人の青年の成長の記録としても読むことができるでしょう。
また、「革命」の持つ激しい響きが実はとても静かに塵つもった不満への思潮に呼応して起こるのだということが分かります。
この映画を見る時は次の2つを知っておく必要があります。
1つは題名の「モーターサイクル」に惹かれて借りた方。バイクは前半で壊れて売ってしまう(?)ので鉄の馬の風景が見たい方にはオススメしません。
もう1つはあくまで「闘争への経緯」を描いたものですので、ゲバラの「革命」について知りたい!!格好いいところが見たいんだ!!という人にも向かないと思います。
ただ
僕自身、ゲバラについてはあまり知りませんでした。
もし、この映画の「モーターサイクル」という言葉に惹かれ
この穏やかな映画を見なければ、革命という言葉にきな臭さを感じてゲバラなど
知らなかったかもしれません。
今回の「28歳の革命・36歳の手紙」を絶対に見たいと思っているのは
この「モーターサイクルダイアリーズ」で彼を知り
何かに命をかける男の生き様を見てみたいなという気持ちが湧いたからでした。
私のように戦争とか、革命とか、闘争とか苦手だと感じる方がいらっしゃれば、この映画を入門として
興味を持たれるのも良いのかと思います。