そんな大喧嘩の翌日、

私は友達のカフェのオーナーモコちゃんのお祝いに行った。


絵を描くスペースがありお祝いの花の絵を描いた。

彼にも絵を描いてもらった。


すると彼は、

子どもみたいに楽しそうに言った。


「何かを残すって、

めちゃくちゃ生きてる感じがするな」


正直、怖さはあった。

普段は

「死にたい」

「殺す」

「殺せ」

酔っ払うとそんな言葉を吐く人だから。


私の大切な場所に

彼が来ることは、怖かった。


でも同時に、

確かに嬉しかった。


彼が、

私の世界の中で、

生きている顔をしていたから。


モコちゃんには、

本当に救われている。

この場を作ってくれたことに、

心から感謝している。


ADHDの私は、

感情の渦に巻き込まれやすい。

だから時々、

会話の外に立って、自分を傍観する。


そうしないと、

「分かろうとする自分」から

壊れてしまうから。


それでも私は知っている。

こんな彼がいるからこそ、

私が得ているものも、確かに大きい。


苦しさも、怖さも、混乱もある。

それでも、

「生きている瞬間」を

確かに見ることがある。要は彼を見ていると私のことをよく見ることになり

つまりは飽きないのだ


ADHDの私は、

今日も自分を守るために、

分からなさと、怒りと、尊厳を

全部まとめて抱えて生きている。