こんにちは、財津ゆうこです。



先日、40歳のお誕生日を迎えました。

お祝いの気持ちを贈ってくださった方もいて、とても嬉しかったです。


少し自分のことを書いてみます。



私は魚鱗癬という皮膚病を持って生まれてきました。皮膚の代謝が上手くできず、蓄積した皮膚が魚のウロコのように剥がれる症状があります。


子どもの頃は、この皮膚のことで母を悲しませてはいけない、という思いが強くありました。それは、母も同じ皮膚をしていて、遺伝だと言われていたから。


いつも母のために生きて大人になった結果、私はいつしか自分を生きれない大人になっていました。

自分のことが分からず、心と体がバラバラな感覚。「どうしたいの?」と聞かれても答えられない。分からない、、、。


長い間他人軸で生きてきた私にとって、自分を生きるということが全く分からないのです。


苦しくなっていた私の転機になったのは、旦那さんが仕事で遠くに行き別居が始まったこと。私は1人になり自分を見つめ直す時間が与えられました。


その時に出てきたのは、母親への怒り。お前のせいだと、母を憎む気持ちがどんどん出てきました。その気持ちは増すばかりで、私はカウンセラーさんに相談しました。


カウンセリング、セラピーを受け、自分でも学びました。私は少しずつ自分の人生を取り戻し始めました。


「空が青いね」


ただそれだけのことを感じる練習から始まりました。


少しずつ光が見えてきたものの、母への憎しみは無くなりません。


そんな時に出会ったのが、映画「かみさまとのやくそく」です。

あなたは親を選んでくる、というキャッチコピーに「どういうこと?!」と頭がいっぱいになりました。


映画を観に行き、私には母を選んだ記憶はないけれど、もしそうだとしたら何故だろう?と、今度は模索することが始まりました。


母を選んで、母と同じ皮膚の体にして、何か意味があったのだろうか?


お化けの手みたい、汚いと言われた時も涙をこらえ笑顔を作った。痛みも我慢した、、、


でも辛いことばかりではありませんでした。


仲良しのお友だちは一緒に手を繋いで遊んでくれた。お友達もたくさんいました。

大好きな人と結婚もしました。


とにかく私の30代は、苦悩と模索の10年間。


ですがその背景には、それでも自分の幸せを諦めたくない!という強い思いがあったのだと思います。


2019年に東京に引っ越してからは

胎内記憶記憶教育やベビー手話、TRT心理セラピーなど必要な学びや人に出会い、私はどんどん学んでいきました。

学ぶたびに癒しや気付きがあり、私の見える世界が変わっていきました。


色々と学び尽くして、今年の4月頃、私はこんな風に思えるようになったのです。


私はあまり気が強くないので、嫌なことを言われても受け入れ、親にも反抗しませんでした。本当は怒ったり、嫌だと言ったりしたかったけど、それをしなかった。


嫌だと言えない、主張できない、そんな私を許せない気持ちが少し残っていたけれど、、


それを選んだ私、よくやったじゃない

すごいじゃないか✨✨✨


とちゃんと自分の優しさや弱さに誇りを持てるようになりました。


もう何かを付け加えなくても、私はこのままで大丈夫。と、そんな気持ちになりました。


お母さんとは、今は仲良しです。


今までは自分のために学ぶことが多かったですが、これからはどなたかのお役に立てるように少しずつ外に出していこうと思います。


まずは、私の人生を変えるきっかけになった

【胎内記憶教育®️基礎講座】を9/17,18に都内で開催します。

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母からの遺伝だと信じて疑わなかったこの皮膚病を、自分が選んできたんかーー?!?!😱とある意味ショックを受けた講座です。



誕生日の日はスカイツリーへ⭐️


夜は旦那さんが焼いてくれたステーキで、ささやかにお祝いをしました🥂