トヨタ ツーリングハイエース
ハイエースレジアスやグランビアとシャージを共有するLサイズミニバン。ハイエースレジアスがマイナーチェンジをしてレジアスへ車名変更した時に、兄弟車として登場した。外観はレジアスよりも彫の深いデザインで、エアロパーツを採用したスポーティな雰囲気が特徴だ。ドアは2+助手席のリアスライドドアという構成で、7人乗りと人乗りが用意されている。フロントシートに回転対座を、セカンド&サードシートに脱着シートを採用しているのが特徴だ。エンジンは2.7Lの直6ガソリンと3Lディーゼルターボの2種類。
トヨタ チェイサー
マークII3兄弟のそれぞれの個性が際立ち始めたのがこの100系と呼ばれるモデル。チェイサーは兄弟のなかで最もスポーティさを強調している。それはボディデザインにも現れており、3車の中でも最も前後オーバーハングを切り詰めている。ただし、居住空間は十二分の広さが確保されている。スポーティなツアラー系も進化し、ツアラーVに搭載された2.5Lの直6ツインターボは280psを発生。専用チューンドサス、前後異サイズタイヤ、バッフル付きマフラーなどを採用して走行性能を高めている。その他エンジンは3L、2.5L、2Lの直6NA、そして2.5Lディーゼルを設定。
トヨタ チェイサー
マークIIやクレスタと兄弟車にあたるパーソナルセダン。90系と呼ばれるこのモデルは、バブル景気という世相を受けて、先代よりもさらにラグジュアリィ志向が強くなった。ボディは全車3ナンバーサイズに変更され、キャビンも拡大し居住性が向上。またTRC、ABS、トルセンLSD、TEMSなどの最新の装備を採用することで、安全性と走行性を大幅に向上させた。ツアラー系とアバンテ系の2シリーズがあり、エンジンは2.5Lの直6ツインターボと2.5Lの直6、2L、1.8Lの直4、2.4Lディーゼルが設定されていた。