雲1つない空に誓いを!
第0章〜運動会の練習!〜
私は琴葉。小学6年生だ。再来週小学校最後の運動会が控えている。
私の学校は人数が少ないからほぼ全競技に参加するしダンスも全校で踊る。
今まで頑張ってきた運動会。
「小学校ラストかぁ」
そう呟いた。すると友達の秋が
「寂しいね」
と反応した。心の中で呟いたはずなのに
「声に出てた?」
秋はめちゃくちゃ笑い出した。
「すごく大声wwだったよww」
鏡を見ているわけじゃないけど顔が赤くなっているのがわかった。
「運動会の練習行くよ!」
秋が言った。 私は秋の後に続くようについて行った。
今日の練習はかけっこだった。
「つかれたぁ」
「あつっ!」
など文句の声が聞こえる。
私も正直いうと疲れた。
ただ疲れたというより寂しいの気持ちの方が大きかった。
第1章〜親友〜
「琴葉って1年生の頃から足早かったよね!」
私の中ではあんまり早くなかった。
「いや、全然早くないよ」
秋は今にも目が飛び出しそうと言うほど目を開けている
「琴葉が遅いなら私はめちゃくちゃ遅いじゃん笑」
「私は秋の方が早いと思うよ!」
「そうかなぁ?」
「うん!」
私と秋は親友と言ってもいいほど仲が良かった。
喧嘩することなんて1度もなかった。
まさかあの日に喧嘩するとは今の私は思ってもいないだろう。
第2章〜喧嘩〜
運動会当日。私と秋は喧嘩した、
理由は、私の家庭事情で。
今日妹が熱を出した妹はまだ幼稚園児。
そしてママに今朝
「ごめん、今日菜花が熱を出して運動会行けない」
私はいまだに泣きそうになる。菜花というのは妹の名前。
このことを秋に話したら。
「はぁ!?今年小学校最後の運動会なのに!?」
「うん」
「マジで最低じゃん」
「仕方ないよ菜花が熱出しちゃったんだから」
「琴葉は悔しくないの?」
「うん。仕方ないことだから」
「意味わからない」
「だって秋には私の気持ちわからないでしょ!」
「わかるわけない!」
ケンカの発端はこれ。今思えば、バカらしいことで喧嘩したなと思う。
こんな私の気持ちはお構いなしに運動会が始まる。
第3章〜運動会〜
運動会は大盛り上がり。いよいよかけっこになった。
私は1位だった。だけど何故か嬉しくなかった。
あぁママに見てもらいたかったんだ。秋に褒めてもらいたかったんだ。
私は虚しい気持ちになった。
「こんな気持ちになるなら、運動会参加したくなかったな。」
「お昼休憩になった。この時間にお昼ご飯を食べる。
私はどこで食べようかと悩んでいたら、覚えのある声がした。
「おーい!琴葉!」
私の従兄弟だ。
「夢!」
「かけっこ1位だったの見てたよ!」
私は少し嬉しい気持ちになった。
「動画撮っといたから後でママに見てもらおう!」
「うん!」
夢は昔から私の気持ちをわかってくれる!
第4章〜ダンス〜
運動会も後半になった。
最後の競技はダンスだった。この日のために沢山練習した。
練習した時間は3時間以上だけど、本番では努力を見てもらえる時間は3分。
ただ私はその3分のために頑張ったんだ。
「私ならできる!」
笛の音がした。
みんな1せいに走り出しダンスを踊る。
ダンスは成功に終わった。
第5章〜秋と仲直り〜
「朝は、小さなことで怒っちゃってごめんね。」
先に謝ってきたのは秋。
私もちょうど謝ろうと思っていた。
「私もごめん。」
『いいよ!』
私達は仲直りした。
最終章〜雲1つない空に誓いを。〜
閉会式。
私は開会式より明るい気持ちで話を聞いていた。
そして勝敗がわかる。私は赤組。
勝ったのは...白組。
惜しくも負けてしまった。
だけど悔しくない。
全力で運動会ができたから!
「私はこれからも全力で頑張ります!」
雲1つない空に誓った!