※いつも通り淡々と文章と画像だけでは面白くないので今回からFEのキャラを中心とした物語方式にします。
マルス「今日はとても疲れたね。たまにはタクシーで帰ろうか。お金は僕が払うよ。」
シーダ「本当!?ありがとうマルス様あれ?見て、マルス様。西口のタクシー乗り場の列に見慣れない提灯のカムリがいるわ。」
マルス「本当だ!ボンネット側面に新宿って書いてあるし事業者名からして多分クルーだった人だね」
シーダ「じゃあ蒲田駅西口の乗り場にいるクルーはついにこの1台だけ になっちゃったのね。」
マルス「ああ、そうだね。小型車制が廃止になったとはいえさみしいね( ̄ー ̄)」
マルス「しかし驚いたな。13年間で80万キロも走っていたなんて∑(-x-;)今週納車したせいか新車の匂いもしたしね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」
シーダ「蒲田駅西口の小型車乗り場は初乗り料金の値上げ&小型車・中型車の区別の廃止の施行されるぎりぎりまであったから運転手さんも中野の方の自宅からわざわざ来ていたようね。地元でもないのに今でも慣れているからといって蒲田駅までいつも来ているからすごいと思うわ。」
マルス「ああ。もう30年くらいといっていたから910ブルーバードや140コロナの時代からだろう。まだ僕たちも生まれてないや(^_^;)」
シーダ「池上通りのデニーズの駐車場に止まっていたのも過去の光景になってしまったけどこれからもあのデニーズで夕食をとるらしいわよ。」
マルス「あれはなかなかシュールだっただけに残念だなあ。まあいいか。初めてカムリに乗れたし」
バヌトゥ「それを考えたらこの車もわしらと同じくまだ生き残っているのが奇跡ですな、ニアルチ殿」
ニアルチ「何を仰るバヌトゥ殿!わしらは世話をすべき存在があるからこそ今を生きているのではないですか。」
バヌトゥ「そうじゃな。チキはわしにとって生きる希望なのだからな( ̄▽+ ̄*)」
ニアルチ「わしにもぼっちゃまがおられる限り死にはしませんぞこの車もきっと同じ気持ちなのでしょう。」