子どもがまだ0歳児の頃

日々成長する姿に

 

「おぉ!」

 

と感動の驚きがあった記憶があります。

 

対して

 

親の年老いていく姿には

 

「え!?」

 

と想定外のことへの驚きが…。

 




実家に帰ったとき

電車の到着時間を知らせていたので

そこから計算していたのでしょう

80歳の父が実家の前にわざわざ出て

ニコニコしながら

私を待っていてくれました。

 

その気持ちは大変うれしいのですが

家の前で待つ父の姿は

 

背中が曲がった

おじいさん

 

思わず「えっ!?この前会ったときよりもっと背中曲がってるよ」

とストレートに言ってしまいましたが

「そうかー?」と意に介さず…。


背中が曲がるということは

自覚がないものなのでしょうか。

私も気づいたら背中が曲がってるのかなぁ。

 

 



 

お昼ごはんを美味しくいただき

思い出話の流れから延命治療のことに。

 

父の母、

私の祖母は

父とは離れて暮らしていました。

 

晩年は胃ろうをして

父の弟夫婦に在宅介護をしてもらっていたそうです。

 

だいぶ昔、その話を聞いたことがあるけれど

そのときは胃ろうの意味も在宅介護の意味も

よくわかっていませんでした。

 

今はいろいろな方の後見人になっているので

終末期のこと、看取りのことを考えさせられることがあるので、当時の祖母はどんな状況で胃ろうをすることになったのだろうと思います。

 

そんな晩年の祖母の姿はとてもつらそうであったので父は胃ろうの延命治療は望まないと言ってました。

 

そこまで延命治療について具体的に話したことはなかったので気持ちを聞けてよかったです。

 




帰り、駅まで送ってくれた父が

「お互い健康でね、とにかく健康でね。

体に気をつけてね」

と私に言って、自転車に乗りましたが

 

ヨロヨロと自転車にまたがる姿は

ほんとうにあぶなっかしい。

 

子どもが初めて自転車に乗って出かけるときにすごく心配だったときと同じ気持ちで父の後ろ姿を見てました‥。

 

父よ、とにかく転ばないでね!

 

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

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