「これに間に合わなかったら人生終わる…」ぐらいの気持ちで焦った経験、皆さまもあるのではないでしょうか。
〇時までに提出しないと単位が取れないとなって、走る電車の車内を更に走り、改札に近い車両まで移動して、電車が停車してドアが開いた途端に猛ダッシュでそれこそ走れメロス状態で大学まで走ったのは今では笑い話です。
でも、今日のできごとは笑い話にもなりません。
緊急情報
不動産登記及び商業・法人のオンライン登記申請の受付時間の延長について
ひと昔前、登記申請は紙申請といって、申請書類一式を法務局(登記所)に提出をしに行ってたのですが今はオンライン登記申請が主流です。
そのオンライン申請がシステム障害で使えなくなってしまったのです。
3月29日(金)は年度末の最終日。
不動産売買の決済に伴い、所有権移転登記と抵当権設定登記などが普段の5倍(某法務局職員談)行われた日でもあります。
私も決済に某銀行に行きましたがどのブースも決済で満席でした。
売買代金を支払った買主や金融機関の権利を
登記という形で反映させ守るため、
司法書士はそれこそ「名をかけて」
当日中に登記申請しなければならないわけです。
何度やっても緊張マックス。
その登記申請がシステム障害で受付られない・・・。
登記申請は17時00分までに行わないと当日受付にはなりません。
結局、法務局は20時00分まで受付時間を延長しする異例の措置をとりましたがその後、更に延長して21時00分になったようです。
システム障害でオンライン申請をあきらめ、急遽、紙申請に切り替え法務局まで走った司法書士の方も多かったのではないでしょうか。
法務局に貼られた紙
今回、システム障害の情報収集で一番役に立ったのがX(旧Twitter)。
そんなXでちょっと笑ってしまったのが
「法務局、お知らせだけじゃなくて、末尾にごめんなさいのひと言があってもいいんじゃないのー」
というつぶやきでした
でもシステム障害、司法書士にとっても、ごめんなさいでは済まされない状況になってしまう可能性もあるので原因究明と今後の対策を切に願います。
全国の司法書士の皆さん、本日はお疲れさまでした。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
司法書士ゆうさんが
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