眠れる森の美女 プラチナ・エディション (期間限定) [DVD]/ディズニー
¥3,990
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久しぶりに観た『眠れる森の美女(Sleeping Beauty)』、
すごく象徴的な見方をしていました。
これはどこかの国で起こった王女と王子の恋愛物語ではなくて、
もっと総合的な、人間そのもののストーリーというか、
人生というか世界そのものの、普遍的なストーリーなのでは
ないだろうか…?
なんて。
「物語」だけに、象徴として視点を変えてみると、ものすごく
おもしろいんです!
しかも作者は、あのディズニーランドを創造したディズニーさんです。
ところで、ディズニーランドってどういうところでしょうか?
…
夢がかなう場所、ですよね?
ディズニー作品のテーマ自体、どの作品をとっても
「夢がかなう」
というテーマがあらわれているように思います。
それぞれの作品に、それぞれ違うテーマソングなどがありますが、
語っていることは全部同じ。
「夢がかなう」
ということです。
ああ、どの作品も、ディズニーの脳内の話なのかな…
そう思いました。
この『眠れる森の美女』に関しては、
王女=女性性、王子=男性性、
妖精=ハイヤーマインド、
魔女(ドラゴン・茨など)=恐怖(夢をかなえるのを邪魔する幻想)
そしてストーリーの流れを、「人間のマインド」ととらえて
見ると、ミュージカルアニメーションという枠を超えて、
非常におもしろかったです。
茨(恐怖)は幻想(=実在しない)、
夢をかなえるのに、戦わなければならない、
苦労しなければならない…
というのも幻想。
「信じ続ければ夢はかなう」
ディズニーが伝えようとしているのは、
どの作品においてもこのことだ、と思うのでした