水の樹です

今年2月、娘の腫瘍が見つかりました
その時すでに、かなり進行しており
骨盤悪性肉腫からの多発性肺転移…
肺塞栓によるspo2低下により
重篤患者となり、急変に備えて
泊まり込むことになりました

2ヶ月半の間、治療が進み急変を脱する
ことができたのです
簡単に経過を振り返ってみます

2月初旬
初回外来診察にて、10cmを超える骨盤腫瘍は
ほぼ悪性である

翌日から検査入院となる

検査により、骨盤悪性腫瘍及び多発性肺転移
と診断された

その後重篤化し、多量の麻薬と1回目抗がん剤投与が開始となる

麻薬により覚醒しない日々が始まり、
抗がん剤が全く効かず腫瘍が増大する

この3週間、驚くスピードで進行し
骨盤腫瘍は16cmとなる
肺転移は数え切れず、ボコボコと多発し
恐怖画像を見せられた私は、失神寸前となる

2月下旬
2回目抗がん剤は、薬を変えることになる

痛みは定期麻薬と頓用用いて
コントロール良好となる

娘は、車イスにやっと座れるレベル

3月初旬〜下旬
薬を変えた抗がん剤は、予想以上の効果が
見られ状態安定となる

毎週、胸のレントゲンにて効果を確認するが
検査の度に効果が見られた

4月初旬
CTにより肺の腫瘍は、2月に比べて
多発している個々の腫瘍が半分以下
まで縮小する

麻薬が1日3錠→1日1錠となる
杖歩行で1人で売店へ買物に行くことが
許可される

4月中旬
レントゲン画像では、腫瘍が確認できない
レベルにまで縮小する
医師から、今後は肺に新たな腫瘍や
大きくなる腫瘍がないかを見ていきます
と言われる


と、昨日までの経過はこんな具合です
肺の腫瘍縮小を私たちは心から喜びました

娘のような症例の少ない肉腫は
標準的治療が確率されていないので
次の治療が問題です
遺伝子検査を行うことになるが
良い結果に繋がる確証もありません

それでも、こんなに良くなるんです
私が悲観していたこと、娘に申し訳なく
思います
心の底から治るんだと信じきることが
できず、メソメソしていた情けない母親です

毎晩、祈り続けています

今日も娘が生きていることに感謝しながら…

こんなに回復できたので、後半戦も
手を緩めずに頑張りたい

医療関係者、家族、使用した薬、治療に耐え
ている娘、治療費を免除してくれている制度
まで感謝しきれない思いです

引き続き、完治への道のりを
記録していきます🍀




来週控えているMRIで、骨盤肉腫の様子が
わかります
どれ位縮小しているか、次の記事で
お知らせできると思います