留学に来てからというもの、スゴい技術を持った職人さんたちを見かけます。
公園などへ行くと、特にそこらじゅうにいて、最初の頃は目が回りそうでした。
当時を振り返って、僕が写真に収めた職人さんを紹介しましょう!
中国人の友達と2人で公園へ遊びに行った時のコトです。
人だかりが出来ている屋根があったので、野次馬の代名詞でもある、この僕が
首を突っ込んでのぞきに行かないワケがないです!
友達を置いて、走っていきました。
そこでは、おじさんが絵のような華やかな模様を、ものすごいスピードで描いていました。
僕は、漫画を描いていたり、幼少の頃から書道をしていたので、
こういった芸術作品には目がありません!輝いた目で覗き込んでしまいました!
これは、「花文字」という芸術作品のカテゴリーの1つのようです。
とにかくスピードが速いんですよ!目にも留まらぬ速さでした!
上の写真では、「OLIVE」と描こうとしているんじゃ、ないでしょうか…。
僕が見た印象としては、水をたっぷり含ませた筆のようなモノに、
複数の色を染み込ませるコトによって、太い線を描いた時に、グラデーションが出来る。
という仕組みのようでした。憶測ですが。
花文字(はなもじ)
中国の伝統芸術。源流は「中国伝統書術」・「中国彩に字書法」。
2000年以上の歴史を持っている。
元は皇帝などの運気上昇を願った風水術。
玄関・明るい所・目につく所 等に置くのが正しい。
花文字は「絵」のように見えますが、源流は「書」らしいですね。
上記のサイトでは、書道を含め、中国の美術工芸に優れた職人さんに、
日本からでも、花文字作品を依頼できるらしいです。
何しろ、花文字はおめでたいモノなので、贈り物には最適だそうですよ。
依頼の予定がない方も、花文字とは…?というコトが分かるので、見てみてください。
横浜にある「横浜中華街」の一角に、その時に依頼した作品を、
目の前で花文字を描いてもらうコトができる場所があるようです。
こちらの職人さんも、上海からいらした有名な方みたいですね。
上記のサイトでは、サイト内で体験するコトができる「星座花文字」というモノがあるので、
コレを試してみて、もし気に入ったら、横浜まで足を運んでみてはどうでしょう?
小さいサイズの花文字は、ワリと雑になってしまいがちなので
僕は個人的にはオススメしません。安いんですケドね。
前に、知り合いが誕生日プレゼントで小さい花文字を額でもらっていましたが、
見れば見るほど、雑に描かれていて、僕の感想としてはショックでした。
どうせ注文するなら、一文字ドカンとデカく描いてもらいたいと思いますね!
名前などを書く場合も多いようですが、漢字にも風水学の上では意味があるので、
そういう中国ならではの文化を、大切な贈り物に取り入れてみたいものです。
優。