「勉強やらないといけないことはわかってるけど
やる気にならない。」
我が家の中1娘の本音でした。
中学に入って3ヶ月。
部活や友達関係、新しい環境に
毎日がんばってるのはわかってたけど、
勉強に関してはもう完全に興味ないらしい。
「やりたくないし、意味わかんないし」
「なんかもう無理…」って、
イライラしています。
ああ、やっぱり、って思いました。
私もかつては「勉強しなさい」
って言いたくなることが何度もあって、
実際に言ってしまって、後悔する
こともありました。
でも、東大に行った息子の育児を経て、
私なりにひとつ分かったことがあるんです。
それは、「やらせる」より「聞いてあげる」
ほうが、ずっと遠回りに見えて
近道だということです。
「やりたくない」は、
実は「できないかも」の裏返し。
娘に「やりたくないんだね」って言ったとき、
彼女はちょっと拍子抜けした顔をしました。
「何が一番イヤなの?」
って、なるべくふつうのトーンで聞いてみたんです。(心の中ではやるしかないんだよ!
と思っています笑)
するとしばらくしてから、
ぽつぽつと話してくれました。
「英語が全然わかんなくて…」
「授業であてられるのもイヤだし、
もうやる気なくなる」
そうか…。
「やりたくない」の奥には、
「わからないからイヤ」
「自分だけできない気がしてイヤ」
っていう、見えない不安がある。
私も昔そうだったなぁ。
新しいことを始めるときって、
大人だって怖いし、不安だし、
やりたくないよね。
そして私も勉強はしたくなかった。
親ができるのは、気持ちの“通訳”。
私たち親は、つい
「やらせること」が役目だと思いがちだけど、
本当は「気持ちを翻訳してあげること」
が一番大事なのかもって、最近よく思います。
「やりたくない」=「サボりたい」
とは限らない。
むしろ、「がんばりたいけど、自信がない」
のサインなのかもしれない。
子供の気持ちの裏にある本音を、
できるだけ想像してみます。
その日は、無理に机に向かわせることはせず、
「ママが一緒に5分だけ見るから、
それでおしまいにしよ」って提案してみました。
すると娘は「5分なら…」
としぶしぶプリントを持ってきて、
横でつぶやきながら、
問題を一緒に解いてみることに。
正直、ぜんぜんできなかったです。
そして、私もわかりません。笑
YouTubeで調べました。
「これ、苦手ってことは、伸びしろってことよ!」「できたらカッコよくない?」
そんな声かけをしてたら、
少しずつ表情がやわらいできて。
がんばるのは子ども。
でも、支えるのは親の“まなざし”。
勉強って、親がいくら代わりに
やってあげたくてもできないもの。
だからこそ、子どもが
「やってみようかな」って思えるような、
空気をつくるのが親の役割だと思っています。
完璧じゃなくていい。
1問でもできたら「やったね!」
って一緒に喜ぶこと。
「わかんない」って言われたら、
「じゃあ一緒に考えてみよ」
って言ってみること。
そして、「今日はやる気出なかった」
って日があっても、
「そんな日もあるよ」って
受け止めてあげること。
思春期って本当に繊細で、
「気合い入れなさい!」
が逆効果なことばかり。
だから、私はできるだけ“味方”
としてそばにいたいと思っています。
でも実際、「勉強しなさい」
と言わずに見守るって、
めちゃくちゃ忍耐がいります。笑
でも、それでも私は娘を信じたいと思います。
子どもは、自分で
自分のやる気に火をつけるしかない。
親ができるのは、ただそのタイミングを待つこと。
そして、小さな火種がついた瞬間に、
そっと風を送ってあげること。
それはめちゃくちゃ理想論のきれいごと
なんだけれど、いつも意識しておくだけで
接し方が少し
変わってくるかなと思っています!
