こんにちは！ゆうです。

このブログは、心理カウンセラーの私が

息子の東大合格までに、どんなふうに

声をかけてきたか、接してきたか、

の記録です。

私は勉強は教えられません。

（全くわからないです笑）

でも、子どもの可能性を伸ばす。

その子自身の持てる力を、

120%引き出す。

自己肯定感を高める。

それはできたと思います。

大切なお子さんを、

将来努力できる子

目標に向かってやり切れる子

にしたい。

と思っている親御さんの

少しでも参考になれば嬉しいです

『自己肯定感の高い子を育てよう』

ってよく言われますよね。

もちろん、みんな

自己肯定感の高い子を育てたい

はずです。

写真は近所の公園です

では、

『自己肯定感』ってなに？　

と聞かれたときに

きちんと答えられる方は少ないんではないでしょうか。

自己肯定感とは

ありのままの自分を価値のある存在だと思えること

なのです。

では自己肯定感の高いかたの特徴とは？

そのままの自分＝なにも持たない、していない自分でも

価値があると思える。

つまり

失敗しても、自分を責めない

自己嫌悪にならない。

人の目を気にしない。

周りに振り回されない。

自然体に人間関係を楽しめる。

そんな方が多いです。

ありのままの自分を価値があると感じられる。

そんな人間に成長して欲しいですよね。

大人も、できるようでなかなか難しいんではないでしょうか。

子供のころに、親や周りの大人にどんなふうに声をかけてもらっていたか。

それはとても影響します。

そしてその褒め方では、

『Being』

『Having』

『Doing』

がカギになります。

『Being』とは、そのままの自分です。

Beingで褒めるとは、

あなたがあなたであることが、ありがとう。

そこにいてくれて、ありがとう。大好きだよ。

そんな風に認めてあげることです。

一方、

『Having』とはあなたが持っているもの。

持っているものを褒める、というほめ方。

子供の場合は、おもちゃ、友人などなど

『●●を持っていてすごいね～』など。

また、『Doing』はしたこと。

その子がしたことを褒める、というもの。

●●ができて偉いね。

テストで100点を取った、かけっこで一番を取った、

そのことがすごかったね！

などなど

その子ができたことを褒めるというものです。

Having　Doing　のように

したことや、持っているものを褒められることは

もちろん嬉しいものですが、

そのものをなくしてしまったら

『自分には価値がない』と思ってしまう恐れがあります。

つまり、褒められているのに、

自己肯定感が逆に低くなります。

そして、その評価を失うのが怖くて

結果を出さないと価値がない。

結果を出し続けないといけない。

と思ってしまいます。

アドラー心理学でも、

褒めることへのリスクが言われています。

ですが

Being　とは

あなたの存在そのもの。

それを褒めてもらう、

認めてもらうことで

自己肯定感が高まります。

『大好きだよ』

『生まれてきてくれてありがとう』

『そこにいてくれて、嬉しいよ』

『今日も帰ってきてくれてありがとう』

そんな風に

『being』を認めてもらい、育った子供は

自分を信じる力があります。

自分ならできる、と思えることが

強さになり、ふんばることができます。

私自身、若い頃は自信がなく、

外見ばかり気にして

自己肯定感が高いとは

お世辞にも言えないタイプでしたが

子供を産んでから、子供が

自分に対して

『being』で認めてくれたことで

自己肯定感が高まったと感じます。

赤ちゃんから、母親に対する気持ちは

まさに

『Being』でした。

わたしを、そのまま認めてくれる。

この子にとっては、どんなわたしでも

スッピンでも服がボロボロでも家が散らかってても

疲れて、何もできてなくても

そこにいるだけで喜んでくれる。

それはそれまで周りを気にしていた私にとって

とても幸せなことでした。

子供のおかげで、自己肯定感が

高まっていったのを感じています。

子供にとっても、同じです。

生まれてきた時の、五体満足だけでよかった。

その時の気持ちを思い出して

生きていてくれて、ありがとう。

のように

Beingでその子自身を認めてあげる。

を意識してみましょう。

たくさんの大人のお話を聞くことが多い今、

子供の頃の声かけの仕方が、

とても大切だと感じます。

褒めているのに自己肯定感が下がってしまうのはなぜ？