こんにちは！ゆうです。

このブログは、心理カウンセラーの私が

息子の東大合格までに、どんなふうに

声をかけてきたか、接してきたか、

の記録です。

私は勉強は教えられません。

（全くわからないです笑）

でも、子どもの可能性を伸ばす。

その子自身の持てる力を、

120%引き出す。

自己肯定感を高める。

それはできたと思います。

大切なお子さんを、

将来努力できる子

目標に向かってやり切れる子

にしたい。

と思っている親御さんの

少しでも参考になれば嬉しいです

今年は、『おめでとう』というのが

憚られるような、

悲しい事件が連続のお正月ですね。

自宅近くで見られた初日の出です。

被災された方々はもちろん、

テレビで繰り返される映像からも、

衝撃を受ける方が多くいらっしゃいます。

私自身も、小さなころから

お世話になっていた親友のお父さんが亡くなり、

悲しい年明けとなりました。

子供たちに関して、カウンセラーとして言うと、

こんなふうに精神的に衝撃を受けた後、

いろんな行動で自身の気持ちを伝えてくれます。

●精神的に衝撃を受けた子供は、

　どんな行動をすると言われているのか？

①暴力的な行動が増える

②急に頭痛や腹痛などの

　体調不良を訴える

③赤ちゃんのようにぐずぐずする

④夜尿をする

などなどがあります。

そんな時、親も驚いてどうしたらいいのか

分からなくなるかもしれません。

ですが頭の片隅に

『これは当然の反応であり、その子自身が、

　どうしたら良いのか分からなくて

　困っているんだ』

ということを分かってあげてほしいのです。

これらはすべて、子供から出されるSOS。

SOSのサインを、受け止めるのも難しいこと

です。

簡単にできる聴き方の法則として、

『TALKの法則』

というものがあります。　

これは、医療現場で自殺を防ぐために、

医師や看護師の方が使っていらっしゃる法則。

ですが私たちも、子供に限らず。

疲れている人や悩んでいる人の

話を聞くときにとても役に立ちます。

Tell　Ask　Listen　Keep　safe

Tell：言葉で心配している

　　　ことを伝える。

『最近元気ないから、心配してるよ』

『ちゃんと眠れた？』

　　私はあなたを心配している、

　　という思いを言葉にして

　　ストレートに伝えましょう。

Ask：気持ちについて

　　　率直に尋ねる

『今どんな気持ちなの？』

『どんな時につらくなるのかな？』

　　相手の気持ちを知ろうとする、

　　大切な行動です。

Listen：気持ちを傾聴する。

相手の話を遮らずに最後まで聴きましょう。

アドバイスなどはしないで、

ただただありのままを受け止める

受容的な態度で、聴くに徹します。

Keep safe：安全を確保する。

もし、危険な環境や状況にいたら

すぐにそこから引き離します。

以上がTALKの法則です。

　そこまで緊急度が高くない場合でも、

　相手の話を聞いてあげる、

　気持ちを理解して寄り添う。

　それで救われる方がたくさんいらっしゃいます。

　日本ではカウンセリングを受ける、ということが

　まだそこまでメジャーではないからこそ

　身近な方々で　つらい気持ちを

　助け合っていきたいと思います。

『TALKの原則』傷ついた子供への声掛け方法