仙台は八重桜の季節に突入していますが、隣県ではまだまだ見頃の場所も。

今週はじめの米沢旅では桜が見頃！

一仕事終えて、帰る前に少しだけあたりを散策させてもらいました。表通りではなく裏手にあった桜並木が見たくて裏路地を進み、のどかな春の風景に出会いました！

この季節の県北・隣県へお出かけは、桜の見頃に当たることもあるのが嬉しい要素の一つです。

鯉が泳いでいました！

入口に大きな大きな鈴の置物がある旅館を訪問。囲炉裏が素敵。布製の鮭が吊るされているのが地域性を表しますね。冬に鮭を吊るして乾燥させて保存する文化圏で見かけます。

「鈴の宿」のネーミングから。

旅館のあちこちに色んな形の鈴が飾ってありました。

ロビーには圧巻の土鈴ケースが2つも並んでいて思わず釘付けになりました。大量のお雛様のように土鈴が飾ってある様は初めて遭遇しました。

いいなぁ…コロンと丸っこくてかわいいので欲しくなるのですよね、土鈴。

鮭の頭の鈴…だと？！

天神さんのウソの土鈴が可愛い。

全国津々浦々、あちこちの神社で土鈴を見かけては収集したのだとか。

いろんなデザインの土鈴が並んでいて面白かったです。

大きな大きな達磨の鈴！

なんで「鈴の宿」なんですか。

の若人の質問にご主人が絶句していたのが心に引っかかりました…そうか、若者にはそこを説明しないといけないのかと思った心情、推察いたします。

鈴は魔除けのお守りです。

鬼はきれいな音を嫌うと考えられ、魔除け・厄除けのアイテムです。

そして鈴の清らかな音は神様を呼び寄せる力があるとされ、鈴を持ち歩くと神様の加護が得られると考えられました。

根付けに鈴がついているのはこのためです。

神楽など神事でも鈴は重要なアイテムの一つですね。

昔からの温泉街ということは峠を超える旅人が立ち寄る宿場町、そして湯治宿。旅人の道中を祈る思い、怪我や病気を癒やしに来るお客様を守ってくれるように祈る思いから、「鈴」なのだろうなと。うきうきワクワク土鈴や見たこともない大きさの鈴の置物を眺めておったのですが、そうですか。若人たちは「なんで（名前が）鈴なんだろう？」と思い。飾ってある土鈴はそもそも「鈴である」と認識していなかったのか。

ちょっとカルチャーショックでした。

土鈴は郷土玩具を模したものからThe魔除けなもの、節句の飾り、季節の花、いろんなデザインがあります。

いつか、土鈴の干支を十二支まるっと揃えて部屋に飾りたい、とずっと思っています。…今ある飾っているものたちを整理すれば置けるか…うーん…

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大量の鈴と桜と。