おはようございます、345です。

 

 

四季報ピックアップの秋号、今日は4000番台です。

 

気になった企業はこちら。

★は今回紹介する銘柄、◎は所有銘柄 です。

 

【4020】ビートレンド
【4053】(株)Sun Asterisk
【4063】信越化学工業
【4071】(株)プラスアルファ・コンサルティング
★【4107】伊勢化学工業
【4172】東和ハイシステム
【4180】Appier Group
【4186】東京応化工業
【4308】(株)Jストリーム
★【4348】インフォコム
【4369】(株)トリケミカル研究所
【4389】プロパティデータバンク
【4449】(株)ギフティ
★【4477】BASE
【4478】フリー
【4480】(株)メドレー
【4488】AI inside
【4519】中外製薬
【4578】大塚ホールディングス
【4686】(株)ジャストシステム
【4733】(株)オービックビジネスコンサルタント
◎【4887】サワイグループホールディングス
◎【4901】富士フイルムホールディングス
【4971】メック
◎【4973】日本高純度化学

 

では早速★の3つをみていきましょう。

 

★【4107】伊勢化学工業

ヨウ素化合物で国内トップ。医療、液晶、自動車関連など想定超。

成長率△⇒○予想、利益率○、財務◎、CF○。

ヨウ素の需要がこの先どうなるかは全く門外漢でわからないが、国内トップかつ幅広い分野で利用されていることから突然大きく落ち込むことはなさそう。

にもかかわらず、(化学系企業全般低めだが)PER12.5倍予想、配当2.77倍、財務も安定的ということであればここからさらに崩れたとしても限定的かと思う。むしろ今後成長率が改善される見通しとのことでそれに賭けたい。

直近の四半期決算⇒https://ssl4.eir-parts.net/doc/4107/tdnet/2035326/00.pdf

 

 

★【4348】インフォコム

ネットビジネス(めちゃコミック等)を展開。ITサービス(ヘルスケア、ERP、エンタープライズ向け)も。

成長率○、利益率○、財務◎、CF◎。フリーCFは毎年プラスが続いており財務も毎年よくなっている印象。

電子コミックサービスの代表的な企業だと思ってみてみたが、トップラインが思ったよりも伸びていないのは少々意外。コロナ特需からの反動減があるのも少々意外。コロナ特需で取り込んだユーザがそのまま上積みされると思ったがそうでもないらしい。。。

出典 

https://www.infocom.co.jp/ja/ir/news/auto_20211026417052/pdfFile.pdf

 

 

市場もそのように思ったのかどうかわからないが、株価は1年ほど前から下落が続き、ほぼ半値まで落ちてきた。この株価でのPERは17倍予想。

財務面は不安なく、このお値段であればありといえばありな気がする。

 


★【4477】BASE

通算2回目のピックアップ。過去の記事はこちら。

個人、小規模事業者向けECプラットフォーム『BASE』運営。

 

 

成長率◎◎◎⇒○、利益率×、財務○、CFは財務が大きくプラスだがまぁしょうがないか。

売上高の伸びに陰り(というほどでもないが、これまでの期待が高すぎた・・・)が見られており、それを受けて株価も1年前から低迷中。株価はピークから1/3程度の900円まで下落。

出典 https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08546/c71c9f2e/e991/4ee3/92d1/4157761e3fd2/140120211104424617.pdf

 

将来の純利益30億円(←これは20.12の純利益の6倍)と予想すると株価700円としてPER25倍程度。ということで、まあ将来性を見込んで買うとしてもそれくらい、安全に買うなら400円くらいの値段かなと思う。とにかくもう一段上の成長性がみられないと株価的には厳しそう。

 

まとめ

めちゃコミックのインフォコムとオンラインショッププラットフォームのBASEが意外に売上伸ばしていないのは驚きでした。

株価も市場の期待が剥落したままここまで来ています。いいところで売上・利益が追い付いてきて、底値が見えてくるのかどのあたりか。とくにBASEは期待が高すぎたので、どのくらいで値段が落ち着くのかまだわかりませんね。

伊勢化学工業は余力あればお試しで買ってみても悪くない気がしました。。。が、私自身化学業界・業務内容を把握できていないのでそこが問題です。