おはようございます、345です。
四季報ピックアップ、夏号4000番台、今回はその2です。
※1 ★は今回紹介する銘柄、◎は所有銘柄、×は要注意
※2 各銘柄の株価、PER、概要の出典はマネックス証券 銘柄スカウターおよび会社四季報より
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4053 Sun Asterisk
★4063 信越化学工業
★4172 東和ハイシステム
4186 東京応化工業
◎4343 イオンファンタジー
4362 日本精化
★4369 トリケミカル研究所
ここから---
★4385 メルカリ
★4389 プロパティデータバンク
4423 アルテリア・ネットワークス
★4449 ギフティ
4477 BASE
4478 フリー
×4502 武田薬品工業 高配当性向
4519 中外製薬
ここまで---
★4552 JCRファーマ
4553 東和薬品
◎4578 大塚ホールディングス
★4686 ジャストシステム
4732 ユー・エス・エス
4733 オービックビジネスコンサルタント
×4765 モーニングスター 高配当性向
◎4825 ウェザーニューズ
◎4887 サワイグループホールディングス
◎4901 富士フイルムホールディングス
★4971 メック
◎4973 日本高純度化学
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では見ていきましょう。
★4385 メルカリ
株価(7/21) 5,680 円
PER 178.2倍
概要
日本最大のフリーマーケットサービス運営会社。フリーマーケット市場の個人間取引(CtoC)マーケットプレイス「メルカリ」によりスマートフォン上での中古品(アパレル、エンタメホビー中心)売買の場を提供。
国内フリマは利用者拡大、米国手数料改定も効く。広告費抑制が想定超、利益均衡圏に。
コメント
売上高は1000億円規模に。今後も30%程度の成長を見込む。営業利益はついにプラス圏に。
6/23に発表された業績予想の修正により、純利益は四季報予想の1,050百万円からいっきに5倍の5,000百万円の見込みとなった。
財務面、自己資本比率は14.7%、有利子負債63,492百万円となっているが、現金等価物は十分あるため心配はなさそう。
それを踏まえて株価、PER178倍というところをどうみるか。将来300億とか400億の純利益を稼ぎ出せるかどうか。
日本での成長は継続できそうだが、競合が多そうなアメリカがどうなるか。立て直しが進んでいるようには見えるがもう少し観察してみたい気はする。
★4389 プロパティデータバンク
株価(7/21) 1,641円
PER 26.2倍
概要
BtoB不動産テック会社。不動産管理・運営会社・官公庁・自治体を対象に、資産・施設・不動産の運用管理に関するパブリッククラウド「アットプロパティ」(不動産管理、動不動産管理、事業継続支援)を提供。
複数大型案件が本格稼働し収益柱の『@プロパティ』が登録棟数、単価とも積み増し。
コメント
売上高伸び率は10%程度。営業利益率は20%程度とそれぞれいい数字。
財務面も自己資本比率77.3%、有利子負債はゼロと問題なし。
キャッシュフローも営業CFがしっかりプラスで推移、特に2021/3は大きく伸びている(理由は不明だが・・)。
事業の柱である不動産管理サービスはJ-REIT向けとして5割以上のシェアを誇っているらしい。
ということで、ストック型ビジネスとして利益は安定しており、シェアが伸びればさらに積み上がっていくかと思う。
株価はPER26.2倍ということで、まずまず妥当なところかなという印象。
内部要因で下げたら、それはそれで手が出にくくなるが、、、。外部要因で20倍を切ればチャンスかなと思う。
★4449 ギフティ
株価(7/21) 3,565 円
PER 135.5倍
概要
eギフトシステム&サービス会社。eギフトプラットフォーム事業として個人・法人・自治体向けに各種eギフトサービス(飲食・小売店舗で商品やサービスと交換できる電子チケット)の企画・開発・運営。
法人向けはeギフト利用企業の業界や用途が拡大し絶好調。
コメント
売上高は今期40億円をうかがう勢い。売上高伸び率は40%ほど、営業利益率は30%程度と高水準。
財務面は自己資本比率59.0%、有利子負債1,516百万円ということで少し悪化しているが、現金等価物も十分あり、とくに問題ないレベル。
技術的なハードルはどうかわからないが、少なくとも現時点では一気通貫でサービス提供できるような同レベルの競合はいない。
特に日本では株主優待企業も多いし、贈り物を送りあう文化もあるし、プラットフォーマー系企業が好きな私としては、とても気になる銘柄。
PER100倍超は当然安くはないが、上記諸々加味すると個人的にはそこまで高すぎるとも思わない。高いけど。。