おはようございます、345です。

 

早くも連休最終日ですね。

オリンピックは早くも食傷美味ですが…、今日はサッカー日本代表の試合があるので楽しみです。



 

さて、今日は四季報ピックアップ、夏号4000番台です。まだまだ前半ですね。。

4000番台はボリュームがあるので3つに分けようかと思っていますが、今回はその1です。

 

 

※1 ★は今回紹介する銘柄、◎は所有銘柄、×は要注意

※2 各銘柄の概要の出典はマネックス証券 銘柄スカウターおよび会社四季報より

ここから---

 

4053 Sun Asterisk
★4063 信越化学工業
★4172 東和ハイシステム

4186 東京応化工業
◎4343 イオンファンタジー
4362 日本精化

★4369 トリケミカル研究所

 

ここまで---

 

(下の★印はあくまでも予定)

★4385 メルカリ
★4389 プロパティデータバンク
4423 アルテリア・ネットワークス
4449 ギフティ
4477 BASE
4478 フリー
×4502 武田薬品工業 高配当性向
4519 中外製薬
★4552 JCRファーマ
4553 東和薬品
◎4578 大塚ホールディングス
★4686 ジャストシステム
4732 ユー・エス・エス
4733 オービックビジネスコンサルタント
×4765 モーニングスター 高配当性向
◎4825 ウェザーニューズ
◎4887 サワイグループホールディングス
◎4901 富士フイルムホールディングス
★4971 メック
◎4973 日本高純度化学

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では今回は3つですね、見ていきましょう。


★4063 信越化学工業

 

株価(7/21)  17,625 円

PER(22.3予) 23.9倍

 
概要
世界的な総合化学素材メーカー。産業や生活の基礎になる素材・製品メーカーとして、塩ビ・化成品、半導体シリコン、シリコーン、機能性化学品、電子・機能材料、加工・商事・技術サービスの6事業を展開。 
塩ビは北米の住宅需要増や寒波による供給不足を受け価格上昇、好調継続。 
 
コメント
化学メーカーで国内最大の時価総額であり、売上高は1.5兆円レベルの企業。
売上高実績は2019/3から3年ほどは微減だが、23/3に向けては年7%程の成長予想。営業利益率は20%を超える。
財務面は自己資本比率83.2%、有利子負債も34百万円と全体からみればわずか。
キャッシュフローの流れも問題なし。毎年フリーCFがプラスなのも高評価。
事業内容的には、世界首位級の製品を複数保有しているのがいい。あとここは外国人持ち株比率が高め、現在は40%前後。
化学メーカーは伸びているところと頭打ちのところが2極化しているが、ここは目先は伸びる予想だし、大手かつ財務面の心配ないので安心感・安定感があると思う。
そのためか、同業他社と比較するとPERは高め(23.9倍)に出ており割安感は薄れた状態ではある。
いい企業だとは思うが、現状高くなっているので、少し下げたところで狙いたい。
 
 
 

★4172 東和ハイシステム

 

株価(7/21)  3,345円

PER 21.3倍

 
概要

歯科医院向けシステム開発会社、岡山市本社。電子カルテと種々なiPadソフトを融合した歯科電子カルテ統合システムを開発、地域密着をベースに西日本中心に販売。

主力の電子カルテシステムは前期落ち込んだ関東圏の新規獲得が復調。買い替え更新と今期導入のオンライン資格確認システムが想定以上。

 

コメント

売上高は2018/9から3年は減少が続いていたが、2021/9は過去最高の売上高を達成する見込み(2,300百万円)。営業利益率は20%をすこし超える想定。

財務面は自己資本比率85.9%、有利子負債ゼロと問題なし。

ここから1~2年が勝負どころという感じだが、関東圏への深耕が進むかどうか。

歯科電子カルテ統合システムはオンプレメインで進めてきたが、今年度?からクラウド向けのサービス提供が開始されており、そこにも期待。

株価が下げたことでPER的には値ごろ感が出てきている気がする。直近、7月に入ってからは株価がずっと下落基調なので、どこかで打診買いしてみてもいいかも。

買うのであれば、歯科電子カルテの全国シェアってのがどうなっているのかってのかを調べておきたい(わかるのかな・・・)。

 

 

 

★4369 トリケミカル研究所

 

株価(7/21)  2,968円

PER 27.5倍

 
概要
半導体材料・試薬メーカー。Si半導体向けを中心に太陽電池・光ファイバー向け超高純度化学薬品(純度99.9999%以上のウルトラファインケミカル、高誘電率絶縁膜・金属窒化膜材料)の研究・開発・製造。 
半導体用は韓国メモリー向け、台湾ロジック向け下期一段増。光ファイバー用が5Gで息吹き返し想定超える貢献。 
 
コメント
売上高は22.1予で11,200百万円。売上高伸び率は10%ちょっと。営業利益率は25%を超える。
半導体関連企業でありながら、しっかりと2013年から伸び続けているのは素晴らしい。
財務面は自己資本比率72.5%、有利子負債は4,158百万円とまずまず問題なし。自己資本比率は改善傾向。
キャッシュフローの流れは、営業CFがプラス、投資CFがマイナス、財務はマイナス、というのが毎年続く(ほぼ)。
株価は今年に入って25%ほど下げているが、PER20倍前半くらいまで下げてくれればありかなと思う。