おはようございます、345です。
四季報ピックアップ、前回に続いて夏号3000番台、その2です。
※1 ★は今回紹介する銘柄、◎は所有銘柄
※2 各銘柄の概要の出典はマネックス証券 銘柄スカウターおよび会社四季報より
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3076 あい ホールディングス
3092 ZOZO
★◎3150 グリムス
◎3167 TOKAIホールディングス
★3288 オープンハウス
◎3433 トーカロ
3445 RS Technologies
3465 ケイアイスター不動産
◎3482 ロードスターキャピタル
3497 LeTech
★3498 霞ヶ関キャピタル
◎3543 コメダホールディングス
◎3657 ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス
3665 エニグモ
★3763 プロシップ
今回はここから----
3798 ULSグループ
3804 システム ディ
3844 コムチュア
◎3901 マークラインズ
★3914 JIG−SAW
★3919 パイプドHD
3922 PR TIMES
3923 ラクス
3925 ダブルスタンダード
★3962 チェンジ
◎3994 マネーフォワード
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では、みていきましょう。
★3914 JIG−SAW
株価(7/16) 9,070円
PER 176.1倍
★3919 パイプドHD
株価(7/16) 2,300円
PER 20.0倍
概要
情報管理ソフトのパイプドビッツを中核とする持株会社。企業・組織の業務に必要なアプリを自由に構築できるクラウド型のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」(データベース、開発・実行環境)を提供。
前期のワクチン接種スポット案件ないが、コロナ契機とした企業の業務効率化ニーズ背景にスパイラル利用料堅調。
コメント
売上は毎年5~10%程度を着実に伸ばしている印象。営業利益率は20%近い数字。
財務面は、自己資本比率55.5%、有利子負債1,755百万円と凡庸だが、心配はないレベル。
キャッシュフローも営業CFはプラスが続いている。2021/2は投資CFが有価証券売却により大きくプラスとなっており、(目的は不明だが)現金比率を高めた様子。
主力のローコード開発PFの「スパイラル」が全体をけん引しているのは事実だが、これ以外の柱のイマイチ感が拭えない。この結果が5%程度の事業の伸びに落ち着いてしまっている。
ということで、もろもろの評価としてはPER20倍という市場評価なのかもしれない。
悪くはないかもしれないが、個人的には、買うには面白味が足りない。
★3962 チェンジ
株価(7/16) 2,665円
PER 54.2倍
概要
企業のIT活用支援会社。IT技術(AI、モビリティ、IoT、ビッグデータ、クラウド)を活かしたNEW-ITトランスフォーメーション事業(DXソリューション、生産性向上・IT人材育成サービス)を展開。
IFRS移行で売上28・5億円剥落、のれん償却3・8億円ない。柱のふるさと納税は手数料率改善、期初中心に稼ぐ。
コメント
売上高伸び率は驚異的で、今期21.9は昨年度比40~50%ほどの伸びが予想されている。
営業利益率も素晴らしく、30%を超えている。
財務面は、自己資本比率78.6%、有利子負債1,378百万。
今年3月に海外機関投資家に新株発行、約165億円調達済み。
子会社のトラストバンクがふるさとチョイスを運営しており、全体としてみてもふるさと納税関連が稼ぎ頭っぽい。
が、四季報概要をみても何をやっているのかよく分からない・・・、
決算説明資料を読んでもやっぱり分からない・・・。ベンチャー投資などもやってるっぽいが・・・。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3962/ir_material_for_fiscal_ym/95640/00.pdf
一応、顧客企業のDX化を推進・コンサルする企業と理解はしたが、モヤモヤは残る。。。
ということで、成長性は目を見張るものがあるが、実際に投資するには、PERもそれなりに高いし、私自身もっと企業の輪郭を掴んでからでないと、と思う。