こんばんは、345です。
ひとまず無事に大統領の就任式が終わって良かったです。
ということで、四季報の5000番台でピックアップした銘柄を見ていきたいと思います。
ラインナップはこちら。
5108 ブリヂストン
5333 日本ガイシ
5344 MARUWA
5945 天龍製鋸(てんりゅうせいきょ)
5108 ブリヂストン
タイヤで世界首位。
売上高3兆円企業。営業利益はかなりばらつきありだが、定常運転であれば8~10%くらいか。
財務状況は自己資本比率が51.8%だが、有利子負債7000億円に対して、利益剰余金が2兆円ほどあり特に問題ないと思われる。
予想配当利回り2.76%、配当性向は、純利益がばらついているが、通常は50%以下とかそれくらい。
航空機用が不振とのことだが、少なくとも自動車についてはEV化の影響は特に受けないはずなので、そういう意味ではここだけが潰れるような状況にはならないと思う。
構造改革を進めているのもポジティブにとらえたい。
高配当銘柄としてありかと思う。
5333 日本ガイシ
ガイシ世界首位。
売上高はほぼ横ばいが続いている。営業利益は逓減。
営業利益率も悪化しつつあるが、それでも10%。復調すれば15%程度も狙えるか。
自己資本比率は54.4%と普通。ROEは5.8%と低め。
株価は昨年3月から緩やかに上昇中。現在(2021.01.20)の株価からみたPERは20倍。
5G・半導体製造装置関連で今後の伸びを見せられるかどうか。
5344 MARUWA
回路・機構部品大手。通信関連等向けセラミック基板で世界首位級。
21.3予は売上高39,500百万、営業利益9,400百万と高利益率。ただ売上高自体は横ばいが続いている。
自己資本比率は84.2%で財務状況はよさげ。
営業CFもしっかり数字が出ている。
予想配当利回りは0.52%程度と期待できずだが、配当性向がわずか11%のため増配余力あり。
優待銘柄。
ここも半導体関連としてねらい目か。
ただ去年の3月以降ずっと上げトレンドが続いており、3月の最安値からは2倍。
PERは26倍程度となってしまっており手遅れ感あり。
5945 天龍製鋸(てんりゅうせいきょ)
機械のこ製造で約100年の実績。
稼ぎ頭の自動車向けが低調で、回復が遅れている。
売上高はコロナショック前までは微増か横ばいが続いていた。
営業利益は12%程度か。技術力の高さを反映していると判断できる。
自己資本比率は90.9%、有利子負債0と文句なし。
ROEは4.5%とかなり低い。
予想配当利回りは2.02%、配当性向は29.9%。
トップラインを伸ばすとか考えずに、地道な経営をやっているように見える。
モノタロウとかみると競合も多そうだが、安定的に利益を出せているところは好感が持てる。
まとめ
5000番台は銘柄としてはかなり少な目でした。
挙げてはみたものの、本当に惹かれるところもないかなぁ。
MARUWAは去年早いタイミングでピックアップできていれば、コロナショックで拾えていたかも。
天龍製鋸は利回り2%あるし、財務良好かつPBR0.47倍なのでここからめちゃくちゃ下げることはないかな。ネタとして買っても面白いかなと思いますが、さすがにマイナー過ぎる気もします。