経営資源
「ヒト」「モノ」「カネ」と呼ばれる3つ(3Mスリーエム)をあわせて
「経営資源」と言われていましたが
近年は、「情報」と「時間」を合わせたものを「経営資源」と呼んでいます。
経営資源の分析
経営資源を使って価値を生み出し、それをお金に変えていきます。
マーケティングの目標とイノベーションの目標を実現するには、経営資源が必要となる。これが「人的資源」「資金」「物的資源」。これら経営資源をどのように調達して、どのように用いて、どのように開発していくかです。
ヒト
簡単ではないのが「ヒト」です。また、質的な代替性が極めて低く個人を育てることなどをしないといけません。
最近では、人材派遣などで質的な代替性ができるようにもなって来ました。人をどのような活動に活用するかが、事業戦略や競争優位性などに関係しています。
モノ
モノとは、商品。サービス内容。材料。空間などのことです。モノの捉え方は、インターネットの普及によって変わっていますので、本当に必要なものを明確にしなければ、不明瞭でわかりにくくなります。
カネ
材料を買うにしても、人を雇うにしても、資金となる金が必要です。
以前は、お金がないと商売を始めることは難しいかったのですが、インターネットのスキルシェアなど、お金がなくても始められる商売が増えています。ポータルサイトビジネスは、そこに目を付けた手数料商売です。
情報
情報は利益に大きく影響します。色々な情報が溢れるなか、あなたの情報が購買者に与えるイメージ、意味、意図を考える必要があります。新しい情報を常に探す、扱う知恵・知識が必要です。
時間
ビジネスには、ファーストムーバー・トップシェアという法則があります。
同じ品質でも同じ価格でも、経営を速くすることによって差別化を図れます。資金力も大切ですが、始める早さは、もっと大切です。ただし、同じ品質であればです。品質のないものや、安易な考えのものを、早く行っても意味はありません。