築40年のハウスメーカーの鉄骨造平屋のリノベーションです。
 
庭の桜に惚れ込んで購入を決めた住宅で、
海まで臨める高台からの風景を楽しめる空間にしたいという思いをカタチにしました。


左の天井までのガラス戸が寝室。
壁は北海道産の純度の高い珪藻土。
床はオークの無垢材。
天井は桐の無垢材の勾配天井とクロス。
  

 

ペンダント照明はアヌ・モザのデザイン「Moser」(ルイス・ポールセン)
  

玄関から入ってくる戸はヴィンテージ扉を引戸にリユースしたもの。
お持ちのTVボードに似たデザインにしました。
既存窓高に揃えた開口のため、頭が切れちゃいました。ご愛嬌ということで。
TV裏の壁はエコカラット。
9月7日(日)リノベーション完成見学会 @下関 を開きます!!
ご興味がある方は、お気軽にお越し下さい。
廣田養蜂場さんの下関産はちみつを贅沢に使った
冷たーい「はちみつレモネード」を飲みに遊びに来てください!!

住宅情報誌「ココチ」に先日リノベーション工事を終えた
Y邸を掲載してもらいました。

お施主さんの言葉がとてもうれしかったです。
「自分たちが選んで決めていった ひとつひとつが愛らしい。だからひとつひとつ磨きます。
 何十年も大切に使っていきます。」


以前開いたリノベーション完成見学会「長府満珠台の家」へ
来ていただいた縁で始まったリノベーション工事が完了しました。
 
「増築をくりかえした実家の二階をお施主夫婦が住居にリノベし、二世帯住宅としたい。」
「増築によりできた住宅内の1.3mの段差が問題で、建て替えも検討している。」
「長府満珠台の家のインテリアが気に入った。そのまま住みたいくらい。」
という条件から始まった設計作業、、、
 
問題となる段差をどう魅力的な空間にデザインできるかがテーマでした。
しかし、建築条件の問題課題は逆に個性と捉えるととても面白い空間ができあがるものです。

かくして、設計施工は進められ、現場でお施主さんと何度も楽しい議論を繰り返し、完成にいたりました。


  
 
  
 
  

 
 
  
カフェを運営するのは自閉症など発達障害者の就労支援をされている
NPO法人シンフォニーネットです。

市へのプレゼンテーションからリノベーションまで関わった事例です。
セルフリノベーションできる部位はボランティアスタッフに手伝ってもらいました。

オープンして間もないですが、今後のマチを面白くしていくタネがちょっとずつ育ちつつあります。
マチに人と人、物、事が出会う空間ができると、どんどん面白い展開ができてきそうです。
 

 

 

 












セルフリノベーションのお手伝いをさせていただいた「mimi hana cafe」。
ココチに掲載していただきました。
 
木村大吾が取り組んでいる街づくりグループ「Remonoseki project」
のリノベーションプロジェクトの一環です。
 

昨年、設計施工させていただいた「小さなアトリエ」。
ココチ春号に掲載していただきます。

完成後にお施主さんが多肉植物を置いて飾っていっての、共作です。
手を離れたあとに、どんどん良くなっていく建築を見るのは、何よりの喜びです。

リノベーションのお仕事のあいまの 小さな新築のお仕事も楽しい限りです。


ココチに掲載した古民家リノベーションの写真を大きく見たいとの声を
 多数頂いたので、アップさせていただきます。

↑山間の集落にある藁葺屋根の民家

↑三和土の通り土間を、床を上げた玄関の間とDKに改修

↑船木から古玄関建具を持ち込み再利用   
  
↑玄関の間に飾り棚の設え

↑玄関回りは焼杉を張替え            

↑軒の深い庇と縁側空間はそのままに 

↑DKの古い立派な骨太な梁は表しに
改修前の写真です。

↑軒の深い縁側空間に魅せられました。
 日本の民家の特性を良く残している空間です。

↑カマドのあった台所は土間のままでした。

↑通り土間は昔のままの三和土のまま

↑あらゆるところに60cmもの段差があり、不便でした。

↑120年の煤や埃が保存されている小屋裏空間

↑天井を落とすと120年の時が舞い上がりました。

↑圧巻の太さの梁が900mmピッチで飛んでます。

↑土間に床組し、台所や便所浴室を同じ床レベルに配置しました。